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昔の銭湯周辺~ふれあいの原点~からの想い(この国のあり方への提言)

子どもの頃は銭湯に行ってました

1960年代のことです

よく覚えてるのは、大人23円中人15円小人8円という入浴料(1964)です

有り難い安さでした

そして

楽しかったですね

よく笑ってました

人とのつながり、ふれあいがありました

まさに裸の付き合いでしたね

貴重な?情報交換の場でもありました

あの子おまえのこと好きなんやて!

えっ...。(*''*)マサカ😄ガンバレ


ちなみに

お風呂屋さんで大人扱いされるのって何才からかわかりますか?

20才?18才?いえいえ全く違います

正解は12才です。

12才で大人扱いされるのです。

親からしたら、せめて15才くらいにしてくれと思っていたとは思いますが、そこはそうはいきませんでした。

中人は6才以上12才未満

小人は6才未満でした

当然何が起こるかお分かりですよね。

お風呂屋さんと親との間には、いろいろと駆け引きがあったのです

6才になったけどまだ5才ということにしとき、12才になったけどまだ11才ということにしとき、といった具合です。

バレへんバレへん、といった会話が日本国中だったかどうかはわかりませんが、少なくとも私のご近所さんたちの間ではほぼ間違いなく。😂エーッヤメテー

大人23円はその後28円(1965)32円(1967)35円(1969)と次第に上がっていきました。現在では470円(2019時点東京)だそうです。

......

その頃は高度経済成長(1954~1973)のおかげで確かに賃金格差が狭まってきていました。

みなさん基本お元気でしたね。

70年代にはほとんどの方が中流意識を持つまでになっておられました。それは確かでした。お金も世の中をまわっていたのです。

多くのご年配の方たちが懐かしむ「古き良き時代」とは、この辺りの時代のことをおっしゃっておられるわけです。

確かに、みなさん頑張っておられました。必死でした。

頑張れば報われるとなれば、それはそうなりますよね。


子ども目線でしたが

銭湯であれ市場であれ商店街であれ地域の祭りであれ盆踊りであれ、とにかく人と人とのつながりふれあいが確かにあると感じていました。

こんな当時のことをハッキリと覚えてる私...。

やはりわたしは子どもらしくない子どもでしたね。😓カワイクナイヤツ

......

70年代半ば以降特に80年代、時代は大きく変わろうとしていました

ふれあいだけでは持たなくなっていきました

付き合いだけでは経済がまわらなくなっていったのです

そして

家風呂が完全に普通になっていくにつれて、銭湯は大多数の庶民のやすらぎの場所としての役割を終えていきました

とても残念なことでした

時々お風呂屋さんへ逃げ込んではいましたが、やはり家風呂の方が家族単位だとさらに安くつきました

家族にも止められ

自然と足が遠退いていきました

大型店舗の進出とともに個人商店や商店街も厳しくなっていきました。

気に入ってたお店が閉まっていくのを見送るのはやはり何か切ないものを感じていました

時代の流れだと言ってしまえばそれまでです

ただ、単なるノスタルジア以上に何かがおかしいという感覚(違和感)が、その後ずっと長い間消えないで残っていました。


私があの当時銭湯で出会う近所の方々からいただいたものはお金では買えない類いのものでした。

大人になってからは、ユニセフ等いろいろと寄附活動はさせていただいてきました。

ですが今では、今度は自分の子どもたちが厳しい立場に立たされていて、親として黙っているわけにはいかなくなってきました。援助せざるをえません。支えざるをえません。

余裕はさすがになくなってきています。

......

やはりおかしいです

今の社会

一生懸命働く人がバカをみる社会は、やはりおかしいのです。

一体この国はこれからどこへ行こうとしているのでしょう?


貧富の格差が日本人の持つ平等感に完全にそぐわないレベルにまで長年達してしまっています


今回のコロナ騒ぎの中、私は改めて日本人全体を見直して観ました。

そして思ったこと想ったこと

このままではいけない

このままではますます国民の中で分断社会が当たり前になっていく

私たちは分断されるために日本に生まれてきたのではない

人の胸を打つ心を通わせることができる人たちの遺伝子を引き継いでいる民なのだ

素直な思いです

本当に素直な想いです

わたしの子どもの頃は近所のおじさんおばさんは、いたずらをする近所の子どもたちを毎日のように叱っていました。真剣に叱ってくれました。まるで自分の子どものように。追い出された子は自分の家に上げ、温かいものを飲ませたり食べさせたりもしていました。


安部さんご存知でしたか!

そんな庶民が支える国が、この国日本だったのです!


それが当たり前でした。

地域の子どもたちは地域の人たちみんなで育てていくという感覚がどこかに残っていたのです。

......

小さな政府、規制緩和、民営化

国は国で必死だったのだと思います。

でも、肝心なことをお忘れではありませんか?

この国は

人とのつながり

ふれあいの中で

大きく国力を伸ばしてきた国なのだということを!!!

バブルの崩壊とは

そんな貴重なものが

お金と引き換えられていった当然の結果なのです


実際、何を言っても無駄でした。

あの頃(1990前後)は、あの若い頃優しくお元気だった皆さんの多くが、まさに狂っておられた数年間でしたね。

まさにバブルでした

......

そして今

危ないですよ、またもや。

この際、社会全体の仕組みを根本から見直すべきです。

ここまでおかしくなってきてるのは、確信を持って間違われてるからですよね。違いますか!?


今、行われてる現金給付。

いいきっかけだと思います。

ベーシックインカム問題も、今後はもっと本気で議論され推進されてもいいと、私は本気で思っています。想っています。


経済的に強者か弱者かといった視点

もう本当に飽き飽きしています。

実感です。


ではでは🌿🌱





50代半ばれはなち

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じんさくら
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