自分でオリジナル小説を書いてみた(3)
題名 僕はあなたのことが好きだ
簡単に登場人物の紹介
八俣大志 野球部のエース 身長185 プロスカウトも熱望を送る高校3年生
通称、たいちゃん、たいしと呼ばれる
箕輪ゆうか 野球部のマネージャー 元女子中学生モデル 大志のことが好きだけど、なんかいい雰囲気になれない 通称ゆうかと呼ばれる
山下ともき 野球部の4番、 プロスカウトも熱望を送る高校3年生 超高校級スラッガー ゆうかのことが好き。
通称、ともちゃん。ともきと呼ばれる
市原あんな 野球部のマネージャー 元ソフトボール選手だったが怪我をしたためソフトボールをやめ野球部のマネージャーになる。ともきのことが好きだけど、なんかいい雰囲気になれない 通称あんなと呼ばれる
最後に話すと、たいしはあんなのことが好き。
今回は、第3話です。
前回の話では、たいし、あんな、ともき、ゆうかの心情に触れました。心情に触れた時のたいしについてびっくりします。
たいしの次の展開はどうなるのでしょうか。
なので、ここから第3話が始まります。
場面は、ともきとたいしが、部活に行く途中の廊下からです。
ともき「あー‥‥‥‥‥‥つか、もうすぐ夏じゃん。オレ達の青春がはじまるじゃん。」
「俺さ、びっくりした事と悲しい事があったんだけど、」
たいし「え。‥‥‥‥‥‥‥どうしたの?逆に俺はめちゃくちゃ嬉しい事があったんだけど」
ともき「じゃあ、どっちから言う?」
たいし「先、言ってよ。悲しい事があったのなら、めちゃくちゃ嬉しい事は言えないしさ。だから言ってみて。」
ともき「わかった、言うわ。」
「俺さ、ゆうかの事が好きって言ったじゃん。その事覚えてる?」
たいし「言ってた。なんかあった?」
ともき「あのさ、昨日ね.部活終わって自主練してたんよ。ゆうかも部員のユニフォームを干してたんよ。それで、お互い帰るタイミングが一緒になったんよ。」
たいし「それで?」
ともき「告白したんよ。そしたら、振られたわ。」
たいし「マジか、辛くね。大丈夫?じゃあさ、そういった悔しい気持ちをためにして、甲子園行って優勝してドラフトで1位になってプロ野球選手になってやろうぜ。そしたら、ゆうかも気づくはずだよ。かっこいいって思うかもよ。」
ともき「俺もそう思ったよ、一瞬は。」
たいし「一瞬?どう言う事?」
ともき「ゆうか的には、俺の事は無理らしい。」
たいし「どうして?」
ともき「別の人の事が好きらしい。それでもう一つびっくりな事を言われた。」
たいし「なに?」
ともき「ゆうかが言うには、俺の事が好きな女の子がいるらしいんだ。」
たいし「?」
ともき「それは、あんならしいんだ、あんなが俺の事が好きらしいんだ。」
たいし「?」
「なんで、ありえないんだけど。それどう言うことよ?」
「俺さ、昨日、学校の帰り会が終わった瞬間にあんなに告ったんだけど、そしたら、甲子園で優勝してドラフト1位でプロ野球選手になったら付き合ってくれることになったんだけど。」
「あ、マジでどう言うことだよ?」
思わず、ともきの胸ぐらを掴んでしまう。
{マジで、意味わからん。}
ともき「知らないから。つか、あんなのどこがいいの?女の子って感じじゃないやん。男みたいじゃん。どうして告ったん?」
たいし「お前、最近調子いいからって調子乗るなよ、え?」
「1発、ぶん殴らせてくれんかね?」
{マジで、殴らせろ。}
ともき「いや、無理。ほんとのことだから。」
{あいつのどこがいいの?俺は、ザ・女の子のゆうかみたいな女の子がいいんだよね。}
たいし「マジでうざいよ、どうされたい?」
{こいつは野球うまいけど、人の心は読めないやつか?}
(思わず、胸ぐらを掴んでしまった。殴りそう)
ともき「なにするねん。」
(やめろよ、誰か助けてくれよ。)
そこへ顔の知ってる人がやってきた。
「たいし、ともき、やめろよ。」
たいしとともきが振り返ったらそこには、キャプテンで捕手で3番を打つ、ゆうきがいる。ゆうきは、とりあえず止めるだけ止めてその後は部活が終わった後に二人で話せよと言ってくれた。なんか優しいやつだ。
ゆうきには、年上の大学生の彼女がいる。ゆうきもプロ野球選手になるのが目標だが、あいつは高校でドラフトで選ばれてもプロには行かないらしい。大学に行って勉強してから、プロにいきたいらしい。めっちゃ真面目なやつだ。
たいし「ともき、ごめんな。部活が終わった後に自主練して、みんなが帰って後にはなそー。」
(ゆうきがきてくれなかったら、マジで殴ってたわ。俺らの青春を無駄にするところだったわ。)
ともき「たいし、わかった。俺こそごめんな。後でな」
(ゆうきを神様だと思った。たいしって怒らすとめっちゃ怖い。)
次回はどうして、たいしがあんなのことが好きなのかを話す予定になる。