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弱音を吐けないわたしの弱音。


今日、ある言葉に引き込まれて、涙を流しました。

ここ数日、数週間、いろんなことに悩んでいました。
仕事のこと、自分の将来のこと。

踏み出したフリーランスとしての一歩、
自分はどこに向かっているのだろうってときどき道を見失うことも。
将来への不安、でも親に反対されるに決まってる、無理だと言われるに決まってる。そんな思いもあり、自分ががんばらなきゃと抱え込んでいました。

そんな思いに苛まれながら仕事をしていたとき、母から電話が。

祖母が亡くなったと。

言葉にできないいろんな思いがこみ上げてきて、
訳もわからず、涙が出てきて。
泣きながら実家に帰る準備をして。

現実を受け止めきれないまま、葬儀を終えて...

そんな流れるような時間を過ごしていました。

正直、今も受け止めれられていないというか、実感がないというか...
まだ、この思いを表に出せずにいます。

でも、よかったこともあって。
それは、フリーランスになったから、すぐに実家へ帰れたこと。
ずっと心の距離が離れていた母と、近づくことができたこと。

自分が選んだ道、無理だと言われるんじゃないか、
実家に帰ってこいと言われるんじゃないかと思っていたけれど

「あなたが本当にやりたいこと、素敵な人に恵まれてよかったね」

と、言ってくれたのです。

亡くなった祖母は、長年うつ病を患っていて
母も小さいころから苦労して、寂しい思いをしていたみたいで。
そんな気持ちも知らずに、好き勝手わがまま言っていたこと
何年も距離を置いていたこと、そんな母の気持ちにやっと気が付くことができました。

だからこそ、余計に、仕事がんばらなきゃって。
私が目指したい道はなんだったっけって。
いろんな思いがめぐりめぐって、でも誰にも話せなくて、
ずっと抱え込んで苦しく思っていました。


そんな数日が続き、ちょっと逃げ出したくなって。
今日、あるアイドルのLIVE DVDを観ました。

音楽を聴いたり、ダンスを観ることが私のエネルギーチャージの方法。

ライブの終盤、メンバーひとりひとりの挨拶シーン。
みんなの熱と、これまでの悔しさや苦しさ、いろんな思いが込められた言葉。メンバーみんなの思いに、自然と拍手をしてしまうほど、心が揺さぶられました。

そんな中、あるメンバーの挨拶にすっと心が引き込まれたのです。

「アイドルって、ヒーローみたいなものだなって本気で思っていて。
僕たちの活動で、あなたが元気になるかもしれない。
僕たちの存在で、あなたが元気になるかもしれない。
そんなちょっとのことでいい。あなたを支えたい。
それが僕たちなりのありがとうへの恩返しです。」

Snow Manのあべちゃんの言葉です。

なんだろう。今この言葉が、こんな存在が欲しかったのかもしれない。
こころにじわじわと沁み込んで、涙が溢れていました。

「あなたを支えたい」

その言葉が、今の私の心を救ってくれたような気がします。

それと同時に、

「私は今、苦しいんだ。」

と、自分の気持ちと向き合えたような気がします。


弱音を吐くのが苦手で、なんでも我慢してしまうわたし。
甘いと思われるかもしれないけど、ちょっとだけ逃げてもいいのかな。
ちょっとだけ弱音を吐いてもいいのかなって。
そう思わせてくれた気がします。

今、わたしの心の中は正直ネガティブな思いでいっぱい!
不安でいっぱいです。

これからどうなるのかな...
私、フリーランスでやっていけるのかな...

そんなことばかり考えているけれど、
少しずつ、少しずつ、前へ進めるように。

自分の中で葛藤しながら、もう一度前を向いてみよう。

そんな気持ちにさせてくれる言葉に出会えたことが今日の宝物。

なんだそれ、って笑われてもいいんです。
でも、私を救ってくれた言葉。
押し込めていた感情を、苦しめていた思いを、すっとほどいてくれました。

だから、今日までの思いを書きたくなって。


最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

なんだか心がほぐれました。




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