ことばの鈍痛グランプリ 2020
他愛もない雑談の中で、人に言われたことが妙に引っ掛かる。言われた時は良く理解できなかったのに不思議と心に残りつづける。何の気なしに見た映画やら聞いた音楽のワンフレーズが、どうしてか心をザワつかせる。そんな事が無いだろうか。
経験から言えばそういった類の言葉というのは、自分が見ようとしてこなかった部分を突いたものだったり、自分の悪癖をうまく揶揄したものだったりして、噛めば噛むほど考えさせられるモノだったりする。それが結果、自分の見識を改めさせてくれたり、偏見を消してくれたりし