日本人イスラム法学専門家の中田考氏のツイート(第三次世界大戦に関して)が色々考えさせる参考だったので貼り付ける。
下記↓
イランは相互安全保障条約を結んでいるわけではないので、アメリカがイランに進攻してもロシアも中国もイランの側に立ってアメリカに宣戦することはないので、劇的な形で第三次世界大戦になることはない。
— 中田考 (@HASSANKONAKATA) January 8, 2020
しかし第一次、第二次世界大戦も回顧的に見ると「始まり」を見出すことはできるとしても、当時はそれが世界大戦の端緒だとは思われてはいなかった。イランとアメリカが戦争になっても、短期的にはイランの現体制が崩壊するだけで世界大戦にはならない。
— 中田考 (@HASSANKONAKATA) January 8, 2020
しかしそれによりイラク、アフガニスタンが破綻国家化し(既に破綻国家なのが内戦が激化し)、それがトルコに飛び火しエルドアン政権が倒れると、一挙に千万人単位の難民が欧州(と中央アジア)に殺到し、EUが崩壊し、それにつけこむロシアを巻き込みずるずるといつの間にか世界大戦になるシナリオは可
— 中田考 (@HASSANKONAKATA) January 8, 2020
蓋然性の高い「危険」はイランのイスラーム体制の崩壊によるイランの破綻国家化。イランが破綻国家化すれば、シリア、イラク、アフガニスタンの比ではない。そしてイランが破綻国家化すれば、国際情勢の微妙なバランスを見極めてぎりぎりの綱渡り外交を繰り広げているエルドアン政権は多分もう持たない
— 中田考 (@HASSANKONAKATA) January 8, 2020
蓋然性の高い「危険」はイランのイスラーム体制の崩壊によるイランの破綻国家化。イランが破綻国家化すれば、シリア、イラク、アフガニスタンの比ではない。そしてイランが破綻国家化すれば、国際情勢の微妙なバランスを見極めてぎりぎりの綱渡り外交を繰り広げているエルドアン政権は多分もう持たない
— 中田考 (@HASSANKONAKATA) January 8, 2020
そしてエルドアン政権が崩壊すれば、トルコは破綻国家しないまでも大混乱になり、欧州に対する溶解するムスリム世界からの難民の流出の防波堤の機能を果たせなくなる。その時が第三次世界大戦の危機である。
— 中田考 (@HASSANKONAKATA) January 8, 2020
結論:トルコは大事(小並感)
— 中田考 (@HASSANKONAKATA) January 8, 2020
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