台風でやられたら本棚が墓標よ

　えげつねェ台風が来るというので死ぬ覚悟をしている。何しろ川が近いのである。一方こちらは二階に住んでいる。沈むかもしれぬ。避難とかはしないんで、というのは、本、漫画、CD、DVDとブルーレイ、天然石、服、アクセサリー、フィギュア、パソコン、iPad、書きつぶした数十冊のノートたち、これらを浸水で失うなら死んだも同じなので、籠城して運命を共にする所存でありますから。紙のふやけた本が詰まっている本棚の横であたくしの土左衛門が発見されるんでしょう。書物葬だ。床に散乱した本には「さて、死んだのは誰なのか」とある。最後の際には池田晶子を読んでいたようだ。まあそんなもんでしょう。

　笑えぬ話はほどほどにしとくとして、ほんとにもう地球が怒ってる感じですか。何かのしっぺ返しですか。地震も怖いところへこの台風ですよ。どうしちゃったんだろうな日本は。もうちょっとこう、穏便に済まないのかね。こまった。

　なんだか眠れずにこれ書いてますけど。疲れてるんだけど寝つけない。どうしたものか。こまった。