コミットメントとエンロールメントの関係
初めて聞いたときはよくわかりませんでした
随分前に聞いた話をときどき思い出すことがあります。
昨日も主催している「ブランディングクラブ」の会員に送るレポートの原稿を書いていて、思い出したことがありました。
20代の後半に年上の方から「コミットメントとエンロールメントの関係」について次のようにいわれたのです。
「リーダーは周りをエンロールメントしなければダメだ、そのためにはコミットメントが必要だ」・・正直いってよくわからなかったです。
「エンロールメント」とは何か?
エンロールメントは「登録・入学」を意味しますが、その人の説明は「巻き込む」ことでした。なるほど、ますますよくわからない。
それ以降、ときどき考えてきましたが、いまではエンロールメントとは、「人が価値を感じ、主体的に動く状態」だと思っています。これをつくり出すことがエンロールメントです。
「コミットメント」とは何か?
コミットメントの本来の意味は「公約・約束・責任・参加」などですが、「覚悟を決める」ことだといわれました。これもよくわかりませんでした。
ブランディングに取り組むうちに、コミットメントは「自分にとって譲れないことを決めて実行する」ことと思うようになりました。
愚直なまでの思いと行動は、必ず人の心を動かす
多くの事例に接することでわかったのは、「人を幸せにするために○○を実現したい」という強いコミットメントは共感を生み出します。
共感が集まることでアイディアは具体的な形に進化します。愚直なまでの思いと行動は、必ず人の心を動かし、成功につながると僕は信じています。