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毎朝の癒し

7:30。旦那を送り出したあと、ちゅけまるとの激動の1日を知らせるゴングが鳴る。

元気盛りのおチビは、とにかく立ち止まることを知らない。身の回りにあるありとあらゆるもの全てに対して、親が想像できないほどの好奇心を抱く。棚にあるものは隈なく叩き落とし、リモコンの定位置なんかはゴミ箱の中になりつつある。

そんな中、めざましじゃんけんをしてお天気お姉さんの笑顔を拝んだあと今日のわんこを見る。この、わんこが走り回っている間だけちゅけまるは座ってくれるのである。なんとありがたい、素晴らしいコーナーだろう。

このわずかな時間にかきこむように朝食を済ませ、もう8:00。慌ててリモコンを探し、素早く2️⃣を押す。

おかあさんといっしょによる子守の始まり。

子どもの滾る好奇の眼差しを一瞬でかっさらい、瞬時にあの世界観に引き込む。あれは、とんでもない敏腕たちの手によって制作しているに違いない。そして私はその恩恵にあやかり、束の間の一息をつく。さらにもう1つ、ピンポイントで私の心を掴み、癒しを与えてくれる人がいる。

まことお兄さんだ。

今年の4月、在任期間歴代トップのよしお兄さんから代わった、「爽やかフレッシュスポーツ万能イケメン」の体操のお兄さんである。眩しい。なんて瑞々しいイケメンなんだろう。

朝には適任の清らかな雰囲気。いやらしさは全くない上に、運動で鍛えられたであろう筋肉には武骨さではなく滑らかなセクシーさが漂う。存分に動かす体の美しさから目が離せない。

そしてもれなくその魅力の虜となった私は、毎日ちゅけまると一生懸命「カラダンダダン」することで母として起動するのであった。

ここからは余談であるが、私はひろみちお兄さんで育った。体操のお兄さんといえばこの人、という感じである。まことお兄さんもひろみちお兄さんで育ったに違いない。恐らくこの世代には分かってもらえるだろう。


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