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文学フリマ東京39への道 その5 抽選には外れたがただでは起きぬ

 タイトルにあるように、文学フリマ東京39の抽選に外れました。noteやSNSの相互さんは、全員当選したのに😢
 やはり、一時は家族で一夏100本近くガリガリ君を食べたのに、当たりが出たことがないという私が足を引っ張ったとしか思えません😔

 だがしかし。若い頃なら、ここで諦めたと思いますが、酸いも甘いも嚙み分けた私たちが引き下がるわけがありません。といっても、実際に動いて下さったのは、豊かな交友関係をお持ちの吉穂みらいさんです。吉穂さんのおかげで、文学フリマ東京39での委託販売先が見つかりそうです。
 そのあたりのことは、後ほど、詳細が決まってから書くつもりですが、とりあえず、文学フリマ東京39でアンソロジーを販売できることになったので、今回は、青音色というグループについて、少し掘り下げてみます。

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 青音色は、文学フリマでアンソロジー(メンバーの短編を集めた同人誌)を販売するために結成された創作グループです。

青音色のアイコンです


 現時点でのメンバーは、渡邉有、吉穂みらい、海人(蒔田涼)の3人ですが、今後、参加者を増やしていきたいです。具体的には、私たち3人の相互フォローの方々を青音色のメンバー予備軍だと考えています。noteで小説を書いている方、自分の小説を活字で読めたらいいなと思う方、あるいは、本作りや文学フリマでの販売について学びたい方、青音色に参加しませんか? 1度参加したら、ずっと参加しなければならないというような縛りはなく、文学フリマ(現時点では、東京のみ)ごとに、参加不参加を決める形になるかと思います。……というわけで、この『文学フリマ東京39への道』という記事は、そうした方々に向けて、「こんな活動をしています」と説明する場でもあるのです。

 特に、① アンソロジーを作るための手順、どの程度の時間と手間がかかるものなのか ② アンソロジーを作るための費用は、参加を決める際に重要なポイントになると思うので、ぼかさずに書いていきたいと思います。

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 まずは、青音色というグループ名ですが、ジャズで使われる音階、Blue Noteの私訳です。少し外れた音に味がある音階で、少し暗く、少し物憂げでもあるけど、とても繊細で美しい、そんな言葉をイメージしました。
 社名占いもしてみましたが、総画数は23、大吉数ということで、このグループ名にしようという気持ちを後押ししてもらいました。

 余談ですが、その際に、吉穂さんや渡邉さんも自分のペンネームを決める時には姓名判断のサイトでチェックしたと聞き、私も急遽、いくつかの名前を占ってみました。
 これまでは、文学賞に応募する際も、本名で送ったり(ペンネームをつけるという概念がなかった)、好きな新選組隊士の名前にちなんだり、好きなサッカー選手の名前を借りたり(ストーカーぽい行為だと家族に気味悪がられる)……と適当だったので、いくつか占った中で一番良い結果が出た名前ーー蒔田涼まきたりょうと名乗ることになりました(蒔田の蒔は、谷崎潤一郎の『細雪』に登場する蒔岡一家にちなみます)。

 今回のアンソロジーでは、1つのテーマに基づき、各自2万〜3万字の短編小説を書きました。既に完成して、今、お互いに作品を読んで、校正を行っているところです。
 次号からは、3万字あたりを最大文字数として、2千字〜数千字の掌篇や短歌、詩なども掲載できればいいなと考えています。

 これまでの活動をまとめると、①  各自短編小説を書く ②  短編小説をA5二段組の書式に落とし込む ③  相互に校正を行う(2〜3回)という感じです。

 かかった時間ですが、短編小説の執筆は…これは、人によりけりですよね。私は、アイデアが浮かぶと速書きの方なのですが、今回は、最初に書いた原稿が長すぎて、カットできる箇所もなかったために没、一から書き直したので、1ヶ月以上かかりました。
 アンソロジー用の書式の作成は、ルビ等多少手こずりましたが、既に完成したので、今後は微調整で済みそうです。
 校正は、3回やるとして、原稿をゆっくり読んだり改稿したりできる日が月に数日あれば、こなせる程度の作業だと思います。

 また、執筆・校正には、Wordが入ったパソコンかタブレットが必要です。ワープロソフトは一太郎やPagesでも多分大丈夫だと思いますが、スマホだけではちょっと大変そうです。2千字程度の掌篇なら、何とかなるかもしれませんが、それなりの文字数を書きたい方で、スマホしかない場合は、Office付きのパソコンの購入代、またはMicrosoft365のサブスク費用が発生することになるかと思います。

 私は、フリック入力での文字書きが好きで、頭に浮かぶ文章を書くにもちょうどいいスピードだと思っているのですが、長い文章になると、Wordなど全体像を見渡せるものと併用しないと、思わぬ齟齬や無駄に長い箇所が出るんですよね。同じ文章でも、スマホで横書きにしている時と、Wordの縦書きでは印象が違いますし、それを印刷すると、更に印象が変わる。文章って、面白いなと思います。
 

*匿名で質問や感想を送れるマシュマロに登録しましました。以下のQRコードorURLから飛べますので、青音色に興味があって、「コメント欄で質問したら、参加確定とみなされるのでは?」と不安な方は、マシュマロ経由で質問を送って下さいね。アカウントなしで質問できます。




Xのアカウントでは、こんなアンケートもやっています。よろしければ、回答&フォローお願いします😊


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海人
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