文学フリマ東京39への道 その11 下見&#文学フリマで気になる本
文学フリマ東京の会場、東京ビッグサイトに下見に行きました。
東京の湾岸部って、同じような無機質(未来的?)な建物が並んでいるので、方向感覚をなくしがち…というか、私の場合、普段でもあまり方向感覚がないのですが、湾岸部ではその傾向に拍車がかかります。幸い、あまり大きな地区ではないので、適当にうろついていると、目的地や駅にたどり着く。
でも、文フリの日は、開催時間も決まっているので、「適当にうろついて、何となくたどり着く」わけにはいきません。下見が必須だと考えた所以です。
東京湾岸部にはゆりかもめかりんかい線で行く方が多いかと思います(水上バスや都バスでも行けるみたいですが)。
うちからビックサイトまでは、ゆりかもめの新橋と豊洲、りんかい線の新木場、どこから行っても同じぐらい時間がかかりますが、Xでのアンケートでも最も選ぶ人が少なかった豊洲発のゆりかもめに乗ることにしました。
豊洲駅から東京ビッグサイト駅までの所要時間は8分。東京ビッグサイト駅は改装中でした。文フリ当日には工事はやってないと思いますが、あまり大きな駅ではないので、帰宅時には入場規制がかかるかも(コミケの時は、当駅と隣の有明駅の入場規制があったようです)。その時は、徒歩数分のりんかい線国際展示場駅まで歩くつもりです。りんかい線は、駅も大きく、輸送量もあるので、何とかなるはず。
ビッグサイトは、駅の目の前というわけではないですが、行き先表示もあり、そちらに向かう人も多いので、さすがの私も迷わずにたどり着けました。
逆三角形の門をくぐると、すぐに入口が。文学フリマが開催される西展示場は、入口から一番近い場所でした。
1階が西1・2ホール、文フリが開催される西3・4ホールは、2階にあるようです。下見に行った日は、イベントがないので、中には入れず。いずれにしても、外気にさらされるようなことはなさそうなので、当日は、寒さ対策よりは暑さ対策をした方がいいかなと感じました。前回は、熱気にあてられて、疲れてしまったので。
コミケなどでは、外にもすごい行列ができている動画をよく見ますが、文フリはどうなんでしょう。下見の日と、文フリ当日はほぼ同じ気温のようですが、海風は冷たいものの、午前中は正面から日が差す立地だったので、暑いぐらいでした。会場内も暑いかもしれませんので、温度調節ができる重ね着でいらして下さいね。
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話は変わって、気になる出店者さんのうち、noteにアカウントをお持ちの方々を紹介します(カタログ掲載順)。
山高さん【う-07】は、「江戸の天誅組」という名前で出店なさいます。名前のとおり、天誅組の本を販売なさるとのこと。購入予定なのは、天誅組のメンバー、伴林光平が遺した『南山踏雲録』という覚書の現代語訳です。ここ何年か江戸後期の知識人の動向に興味があるので、即購入を決めました。
守屋SHIGE美さん【く-15】は、フリーペーパーやブースの作り方などを参考にさせていただいた文フリの女王のような方です。新刊の『探偵は甘すぎる』の説明に、ブロマンス・ミステリ・バディという、私の大好きな単語が並んでいるので、購入するのが楽しみです。
二人文芸部さん【ぬ-02】は、かし子さんと月越瑠璃さん、お二人のお店です。かし子さんは、青音色メンバーの渡邉有さんに教えてもらった方です。前回の文フリでもブースに寄ってみたのですが、ご不在で購入できなかったので、今回はそのリベンジで『闇に光るは三日月の』を既に予約済みです。
月越さんは、頒布なさる短編集のタイトル『THE BLUE』といい、瑠璃さんというペンネームといい、青音色は青をベースにしたサークル名なので、縁を感じずにはいられません。試し読みでも、好きな雰囲気だったので、とても楽しみです。
Xでフォローしているティーさんは、もうふの民【ぬ-10】という名前で出店されます。表紙の絵に惹かれて試し読みを読むと、自分好みの文体だったので、短編集『かえる道があるように』を購入したいです。
森山ねこたろうさんはステラーブックス【ぬ-23】というお店で出店なさいます。自分がアンソロジーを作っているので、今回の文フリではアンソロジーを数冊買う予定ですが、森山さんが参加している『メッセージボトル〜瓶が紡ぐ五つの物語〜』もその一つ。物をテーマにしたアンソロジーもいつかやってみたいので、参考にしたいです。
他にも購入したい本は色々あるのですが、当日忙しくてブースに行けないと申し訳ないので、ここには書かずに、文フリ後に紹介したいと思います。
最後になりましたが、12/1開催の文学フリマ東京にご来訪の折には、ウミネコ制作委員会さん【さ-39・40】のブースにもお立ち寄りいただけると嬉しいです。青音色のメンバーも交代で店番をしております。お話だけでも大歓迎です。お菓子も用意してあるので、食べながらおしゃべりしましょう。青音色の活動に興味がある方も、ぜひ声をかけて下さいね。
試し読みはこちら
ウミネコ制作委員会さんのブースの位置です
ブースにいない時はこんな感じのサコッシュを持っていますので、見かけたら話しかけて下さいね!