君にずっと伝えたかったこと
正直、ずっと伝えたかったことがあるんだ。でも、怖かったんだ。本当の自分を見せるのが。
君が僕に何度も手を差し伸べてくれたのに、僕はその手を取れなかった。本当は君に甘えたかったんだ。君の愛を信じていたいけど、僕自身がその愛にふさわしいと感じられなかった。
本当の自分を見つめるのが怖くて、自分の影と向き合う勇気がなかったから。
だから、他の人に逃げたこともあった。けれど、それで満たされるわけがないことは分かっていた。
君を傷つけたくなかった。でも結果的に、僕の弱さが君を傷つけた。