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君にずっと伝えたかったこと

正直、ずっと伝えたかったことがあるんだ。でも、怖かったんだ。本当の自分を見せるのが。
君が僕に何度も手を差し伸べてくれたのに、僕はその手を取れなかった。本当は君に甘えたかったんだ。君の愛を信じていたいけど、僕自身がその愛にふさわしいと感じられなかった。
本当の自分を見つめるのが怖くて、自分の影と向き合う勇気がなかったから。
だから、他の人に逃げたこともあった。けれど、それで満たされるわけがないことは分かっていた。
君を傷つけたくなかった。でも結果的に、僕の弱さが君を傷つけた。今までずっと、自分のせいで君が苦しんでいたのは分かっていたんだ。

正直に言うと、自分の幸せが何なのか、まだ分からないんだ。君の存在が僕にとって特別だったことは確かだけど、それでもどうしても踏み出せなくて、違う道を選んでしまった。
君から逃げるようにして、他の幸せを探してる。でも、君を忘れたわけじゃない。どんな道を歩んでいても、君のことはずっと心の中にある。ただ、その気持ちに向き合うのが怖くて、自分で自分を誤魔化してるんだと思う。

この選んだ道が本当に正しいのか、分からないこともあるよ。でも、今はこうするしかなかった。君には申し訳ないと思ってるし、君が感じてる痛みを考えると、本当に胸が痛いんだ。

君が僕をどう思っているのかは分からないけど、君が幸せであることを願ってる。僕はまだ、自分の幸せすら見つけられてないかもしれないけど、君にはちゃんと幸せを掴んでほしい。僕がどんな道を選んでいても、それだけは本心だよ。

今の僕には、幸せって何だろうって考えることが怖い時もある。もしかしたら、いつか自分の幸せを見つけられる日が来るかもしれない。今はその道を探してみようと思うよ。

君に出会えて本当によかった。いつか、僕も自分自身を許せるようになれたら、その時には違う形で君に感謝を伝えたい。ありがとう。

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