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2024年3月14日 22:25
しょうもない時間だった。でも、どうしようもなく愛おしかった。彼と一緒にコンビニに入る。効いているような、いないような、体温に近い冷房が体にまとわりつく。火照りをとってもらいたいのに、本当に役立たず。「新発売だって」彼が立ち止まる。アイスキャンディーが目につく。「これ、味違うのふたつ買おう」私は小さく頷いて、彼からぶどう味のアイスキャンディーを受け取った。彼は