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ボストン旅行記 ~「老舗のたゆまぬ努力で、がっちり!」編~

レンガや石造りの古い建物が多く、落ち着いた街並みがステキなボストン。更に、ゴミは落ちてないし、治安も良い。NYとはまた雰囲気が違います。アメリカは、都市ごとに結構景色が違うのかもしれないなぁ。


いま読んでいるアメリカの歴史の本には、ボストンがよく出てきます。かの有名な「ボストン茶会事件」はじめ、特に独立までのくだりでは歴史的な出来事が多い場所なんですね。

実は、旅先をボストンに決めた頃、読書のモチベーションは下がり気味だったのですが・・・「せっかく行くのだから、アメリカ独立の章まで読み切ってから出発する!」と決め、無事にアメリカ建国を見届けた後、ボストンへ出発しました。

ボストンには「フリーダムトレイル」という、アメリカ建国にまつわる史跡や場所を、歩いて巡ることができる、4kmほどの観光コースがあります。実際に歩いてみると、本に出てきたあの偉人の銅像や、あの建造物に出くわし、「本で読んだあの場所にいる!」と感動。頑張って読んでよかった~!

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こちらがボストン茶会事件の現場です。

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独立戦争の英雄・ポールさん。「英国軍が攻めてきた!」と、夜中に伝令として走り回り、独立軍の反撃のチャンスを作った。

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さて、歴史があると言えば、地元の大学も然り。もともと旅先で大学訪問するのが好きなので、今回もアジアからの留学生になりきって、覗きに行きました。

ハーバード大学は、美術館のような建物があったり、芝生や木々も多く、クラシカルで落ち着いた雰囲気。広い学内は手入れが行き届いており、とてもキレイ…さすが名門私学。

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神殿のような図書館。空きコマには、この階段でおしゃべりするのかしら。

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夏休みのキャンパスには、観光客やお散歩する人もチラホラ。

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業務用の車もかわいい。

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ハーバードのCOOPはレトロな雰囲気。

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教科書売り場。今は、digitalでも販売しているんですね。

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ハーバードグッズコーナーも大充実。


マサチューセッツ工科大学(MIT)は、街全体がキャンパスのよう。道を歩けば校舎や研究施設に出くわします。ハーバードとは対象的に、近代的な建物が多く、雰囲気が違って面白い。

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街中には、理科系の雰囲気を醸し出すオブジェも。

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MITのCOOPには、遊び心満載のグッズがたくさん!文系な私は、数式や元素記号が使われていると安易に憧れる癖があり、鏡の前で悩みまくりました。


上原ひろみ、渡辺貞夫等を輩出したバークリー音楽大学。ボストンの中心部にあり、MITのように街の中に校舎が点在しています。一般客は校舎への立ち入りが出来ませんが、街で楽器ケースを背負った学生とすれ違う度に、ドキドキしました。

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ポップな外観のバークリーショップ。看板の上には、ひっそり佇むテナーサックスが。

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白紙の五線譜の山。「勉強しなさい」というプレッシャーを感じる・・・・

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圧巻のショパン "Ultimate" piano collection

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それにしても、どの大学もオリジナルグッズの充実度が高い!
スポーツブランドとコラボしたTシャツ、おじさま受けしそうなゴルフウェア、職場で配るのに良さそうな小包装のチョコレート…観光客を意識した商品展開に感心しました。「がっちりマンデー!!」あたりで、商品開発の様子を取り上げてほしい。

ボストンは、アメリカでも最も古い歴史をもつ都市のひとつ。古都の魅力だけに頼らず、街並みや景観をキレイに保ち、新たなファンを増やそうとする姿勢も、ボストンの街歩きが楽しい理由のひとつなのかもしれません。


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