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2021年の振り返り。

ツリーやリースがまだ飾られている店や家も多く、大晦日感が薄いニューヨークです。クリスマスの残り香を感じつつ、あと6時間ほどで新年を迎えます。

クリスマスはもう過ぎています


*2021年の目標を振り返ってみる*
今年の目標は、『「いつもと違う」を楽しみたい』でした。

この目標を立てて、交換日記へ書いたのは、NYへ渡航する数日前。
初めての海外暮らしへの不安が少しでも和らぎますように。楽しいことが見つかりますように。
自分を励ます、おまじないのような気持ちで立てた目標でもありました。

特にNYに着いてすぐの頃は、日本で培った価値観や感覚が、ガタガタと揺さぶられ、「いつもと違いすぎるぞ・・・」と思うことがたくさん。

めそめそすることもありましたが、「まぁ、こんなものなのか」と受け流せることも増え、徐々に楽しめるようにもなりました。

今年のトピックスはこんな感じです。


*ベーグルに出会う
2021年は、私にとってのベーグル元年。
NYで一番最初に好きになったものがベーグルでした。「おいしいベーグルを食べたいんじゃ!」という一心で、呪文のような注文をマスターしたのは、まさに食いしん坊のなせる業。たくさん食べれて楽しかったな~

Everything bagel with bacon, egg and cheese 
Everything whole wheat bagel with cream cheese scallion

先月のワシントンDC旅の帰り道には、「そろそろベーグルが食べたいなぁ」と恋しさが募るほど。私の中で、すっかりベーグルはNYの味となったようです。どんどん、おにぎりに近づいている・・・


*人の優しさにふれる
人種差別絡みの事件が発生している一方で、人の優しさを感じることも多いです。

買い物の帰り、紙袋の底が抜けてしまい、道の真ん中で商品を拾っていたら「大丈夫?僕のバッグ使う?」と、知らない人に話しかけられたり、

薬局で歯磨き粉が見つけられなくて店内をウロウロしていたら、店員さんが案内ついでにお薦めの種類を教えてくれたこともありました。

さらに、私が日本人だと分かると、「いつか行ってみたい国なんだ」「ラーメンやSUSHIが好き」と話しかけられたり、日本語で「こんにちは」と挨拶されることも。数日前には、レジのお兄さんに「東京の人って歩くの速いんでしょ?」と言われた。笑
おじいちゃんにナンパされたこともありました。

実際話しかけられると、とても嬉しいもの。言われた内容より寧ろ、その自然な気遣いに優しさを感じて、ほっこりすることが多いです。自分がたくさんしてもらったように、私も返していきたいなと思うようになりました。


*「無いならどうにかしよう」のマインドセット
今年最大の収穫物だったのは、「今あるもので、どうにかしよう」のマインド。「あれも無い、これは違う」に遭遇する度に、なんとかならないかと模索する癖が付きました。

例えば、最近のこと。
寒くなってきたので、鍋を食べようと思いつきました。
でも、白菜、長ネギ、もやし、しいたけなど、王道の鍋の具材は近所のスーパーに売っていません。

どうにか鍋を作れないか・・・・考えた末、カレールウをベースに自家製で鍋のスープを制作。
具材は、人参、玉ねぎ、じゃがいも、キャベツ、マッシュルーム、ズッキーニ、豆腐、白身魚の切り身、豚肉など。手に入るものを召還しました。

結果、カレー鍋が懐の広さを発揮!おかげで、鍋を味わうことができました。

こんな感じで、代用したり、思い切ってやってみたり、時に諦めたりしつつ、日々生活しています。ドレッシングラボも継続中~



*人は間違える生き物である
ベーカリーで違う商品を渡される、レジでお釣りを間違えられる、ウーバーイーツで頼んだ商品が足りていない・・・結構、あるあるです。

始めのころは「私の発音のせいだろうか?」「ぞんざいに扱われた?」と、その度にめそめそしていました。

が、周りを見てみると、どうやら自分だけに起こっていることでないみたい。あちこちで発生していると気が付きました。それから、相手に悪気はなくて、単純なミスだということも。

そんなことを繰り返すうちに、買ったらすぐ中身を確認して、間違っていたら違うと言いに行くようになりました。

アマゾンの返品や、ウーバーイーツで不足があった場合も、気軽にアプリで申請できるんですね!間違いがないことが一番ですが、「ミスはあるもの」という前提でシステムが作られているのは、いいなと思います。

今では、フードデリバリーで注文通りに商品が来ると、「おお~!」と拍手してしまいます。笑

*英語初心者の日常
色んなルーツの人が集まるNYでは、様々な言語が飛び交っています。そんな環境ゆえか、「英語初心者がいるのは当たり前」という認識が、街全体に浸透しているように感じます。

初心者と分かると、ゆっくり話してくれたり、問診や説明に通訳やGoogle翻訳を使ってくれたり。私の話す拙い英語にも耳を傾けてくれて、本当にありがたい。

あと、分からない時には、「わっかんないわ~」という顔をしてみる!マスク&目元だけの局地的顔芸でも、結構伝わり、言い直してくれるのだと知りました。


英語といえば。
今年の課題図書と決めた、中学生向けの、アメリカの歴史の参考書。

本文最後のページ!

読み進めること半年。12/30、なんとか読み終わりました・・・!

中学生向け、字が大きめ、図が多め。
とは言え、英語で500ページ。

クリスマスあたりから、「あと○○ページ」のカウントダウンがどんどん重くなり、年内に読み切れるか不安だったのですが、

「もうすでにこれだけ読んできたんだから!」と自分で自分のお尻を叩いて、どうにか滑り込みました。

Finally I did it!!!!!

しばらくは、ずっと読みたかった日本語の本を読もうと思います~!良いお年をお迎えください^^

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