パート2 海外大学入学前にやって良かった海外にいるときにするべき習慣
前回のブログの引き続きの内容(パート1 海外大学入学前にやって良かった日本でもできる習慣)となっておりまして、詳しい背景については下記もご覧ください!
<タウンズビルとはどんな街?>
私は2017年から2019年までオーストラリアにあるタウンズビルのジェイムズクック大学で心理学をしていました。そこでの海外大学の経験をもっと一般の方に知ってもらうべきだと思ったため海外大学シリーズをしばしば書いていくつもりです。
タウンズビルとはノースクインズランドというところに位置していて、ケアンズから飛行機で南に60分ほどで行ける距離にある知られざる魅力的な都市です。
ちなみにタウンズビルはオーストラリア在住の多くの日本人からですらほとんど認知がありません。ただし実はこの街にはカンガルーなどの野生動物がいたりグレイトバリアリーフからも近くきれいなビーチも数多くあります。
そのためオーストラリアの自然を体験したり、ローカルで活気のある街に関心がある場合はタウンズビルも訪れる価値があります。
また私は大学在学中にタウンズビルの当時の市長であるジェニーヒール氏に、当時もっとタウンズビルの良さを日本人に伝えるべきだとプレゼンをしに行ったほどタウンズビル推しでした笑
ここから本題でして今回は海外にすでに住んでいる方向けに、実際に私が行って海外大学入学まで結果を出せた英語力を高める習慣を経験だベースで紹介していきます。
習慣1 現地の大学生がいるコミュニティに入ろう
私は海外大学を目指す際にシドニーにある語学学校の海外大学進学コース(University Foundation year)に通っていて、その当時はどこの大学に入るかや専攻科目も定まっていない状態でした。
また語学学校だけで英語を勉強していても、実際に大学にいってどんな感じのレベル感の講義があるのか、課題がどれほどのものかが想像することができないモヤモヤがありました。
そこでシドニーのシティにあるシドニー大学というオーストラリアを代表する大学の一つであるキャンパスの施設で剣道、卓球、レスリングやその他諸々のスポーツをパブリック向けに開放していることを知りました。
私はもともと小さい時から卓球をしていたので軽い気持ちで卓球のグループに連絡をして、練習に混ぜてもらいました。
そこの卓球クラブにはシドニー大学の生徒がほとんどでして、現地のアジア系の方が数多く参加していました。実際にスポーツを通すことですんなり友人を作ることができて、ついでに大学での話を聞くことができました。
その後仲良くなってから実際に大学で出されている課題を見せてもらったり、パブリックにも開催している講義にも招待をしてもらえたので大学でどんな感じでやれば上手くいくかのイメージが短期間でつきました。
そこで学んだ大きなことの1つは基準を行きたい大学の現地の生徒の目線にも合わせることです。
多くの現地の大学生は英語のネイティブであるため大学で苦戦していることは、レポートなどの課題の多さや科目の中身のレベル感でた。しただし多くの日本の方と話しているときに、まず海外の大学といえば英語が難しいからきついと連想しがちの傾向があります。
こちらのイメージの構図━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
問い:海外大学の難しさとは?
(まだ英語力が海外大学レベルでない場合)初めにぶつかる壁
→ 授業の内容以前に「英語で全ての授業を理解することが困難」
(海外大学の英語力がある場合)次の壁
→ 授業は英語で理解できるけど「レポートや実習などの課題の多くてタイムマネージメントが難しい、又は科目が専門的で内容理解が困難」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そのため海外大学を目指す場合は大学に入る前に少しでも現地の学生と接点を見つける機会を持って、彼らくらいに標準を合わせることができれば少しずつ自信がつくはずです。
また日本の方は比較的時間管理がうまくて、海外の大学に来たら現地の生徒よりも勉強に多くの時間を前のめりに使う傾向にあります。
それなので案外私の大学では案外日本人の学生の方が現地の方よりもレポートを時間通りに出していまして、平均のテストのスコアも高い感じでした笑
つまり英語の壁を一回乗り越えてしまえば、海外大学で良いパフォーマンスを残せる日本人は多いと思います!
またこの習慣は単に英語だけ勉強して入学試験をパスするよりも、大学に入ってからのスタートに差がつくはずです。
習慣2 自分のプレゼンを録音してみよう
ご自身の英語を話しているセルフイメージと実際の発音には違いがあることが多いです。つまり自分では英語の発音がスムーズだと思っていても、実際は周りから聞いると訛りがあったり聞き取りにくいことがよくあります。
まずプレゼンなどをする機会があったらお友達にプレゼンをビデオ収録してもらうのも良いです。
少し恥ずかしさはありますが、自分が客観的にどういう身振り手振りで話しているかを知れるからです。また自分の思っていた英語の発音とズレがあった場合は、どういった点がずれていたのかを深掘りするべきです。
なぜこの習慣を始めた理由は私は大学の入学試験であるIELTSという試験を受けてスピーキングで4.5(及第点は6.0)をとってしまい、スコアを知ってまずショックというか自分がどんなスピーキングなのか不安だったからです笑
⚠️IELTSという試験がどういうものかは割愛させていただきます。また以前私が上記に触れたブログがありますので、かなり拙い文章ですが良ければ読んでいただけますと嬉しいです
そこで上記の例のように自分のプレゼンや友人との会話(もちろん許可を得て)など様々なシチュエーションで録音をして、自分の発音を聴き続ける期間を設けました。
そこで分かったことは早口、日本語のアクセントが強い、発音に強弱がついていないことで、そこを克服して3ヶ月後にIELTSのスピーキングを受けて6.0のスコアを取得できました。
習慣3 英語で深く議論できる友人を見つけよう
よくある誤解が海外に住めば自然と英語を話せるようになっていく、という前提です。もちろん日本にいるよりは公用語が英語の国であると、英語を話す機会は増えて英語力はあがるでしょう。
私のシドニーの語学学校に通っていた当時では、半年くらい留学をしていても少し英語を話せるくらいになっている人は多かったです。しかしその後日本に帰国して次第に話し方を忘れてしまうといったパターンもよく聞きました。
ただ私の経験上から徹底的に英語をやり込んである閾値まで行けばそう簡単には英語は忘れない、と考えています。ここでのポイントはその英語の習得が経験ベースであるかということです。
そのため海外に住んでいる時は、できるだけ深く様々なトピックを忖度抜きで話せる友人を見つけると良いです。私はシドニーの語学学校でノルウェー人の40代女性でノルウェーの高校教師をしている方と話があって、北欧の教育(なぜ北欧は英語力が高いのか、ノルウェーの高校の制度など)を中心に様々なトピックを深掘りしていきました。
ただし英語力を上げるというよりは、シンプルに話していて楽しく感じるかがもっと大切です。また日本人以外の方と長時間に渡って様々なことを英語で話せた経験が自信となって、その後の大学でも活きていった部分が大きかったです。
まとめ
今回は海外大学入学前を前提にしていて海外にいたときにして良かった習慣を紹介いたしました。私もすべてこのやり方で、結果が出ています。皆さんも自分のやり方を見つけて海外大学のみならず、英語力アップのためを図りましょう!