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受験の日が近づいてきました ~親が合格祈願に出かけるならば~

多くのこどもたちは、いずれかの段階で「受験」を通過します。
そのために勉強しますし、「受験のため」とは言え、勉強してきた多くの知識は、そのこどもの大きな糧になります。

いよいよ近づいてきた「受験の日」。

あと少し…と、より一層 精を出すこどもたちを見ていると、
親は そわそわそわ と。


そうだ!
合格祈願に出かけよう…と思われる受験生の親たち。

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「皆で合格のお参りに行こうよ」
公立高校三年生。全員が受験生。クラスのママ友たちの集まりで、神社にお参りに行くことになりました。

一番多いのが
「第一志望校に絶対に合格しますように」です。

「ウチは第一志望でなくていいや、第二志望でも第三志望でも。
受かってくれたらどこでも。浪人だけはしないでほしいもん。」

「そうだね、どこでもいいから受かってほしいよね」

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なんとなく、話がそれているのでは?

高校三年生、我が子の合格祈願、
それは、大学進学したいという希望が叶うためにするものであって
親の財布事情を考慮するものではありません。
進路を考えた時に、話し合いが行われるのは良いとして、神社のお賽銭箱の前でそれを言われても…。

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そして、
合格・不合格を神頼みにするのも…やはり、そもそも違うかもしれません。

「合格しますように」ではなく、
「無事に入試の日を迎えられますように」

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こどもたちがこれまで勉強してきたこと。
その事実は嘘をつかない。

長い時間をかけて蓄積されてきた学びの知識。
それが当日、解答用紙に全て出し切れるように。

…ただそれだけを、親は願う。

学力が足りない学校に
それでも入れてくれとは図々しいかもしれない。

それが我が子のためになるということもない。

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風邪をひいたり
緊張したり

試験の日に
マイナスになることが起きませんように。

実力を全て、発揮できますように。

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そしてこれは、
何も神社にお参りした時のことだけではなくて。

親のこのような心持ちは
日常の生活に如実に表れます。

だから、いつもいつも。

毎日、無事に勉強できますように。
試験の日に元気に取り組めますように。


受験生の親は、日々、そんな気持ちを強く持って。
それはこどもたちにも伝わるから。

ニコニコ「いってらっしゃい」
ニコニコ「いってきます」

…の積み重ねが、受験を成功に導きます、
間違いなく。


「そうだよね、まずは風邪にかからない、インフルにならない、だね」
「元気に出かけて、自分で何とか受かってきてもらおう」


「この冬を、健康に過ごせますように」




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