「保健体育」の内申点を上げるには⁉~健康を保持することの大切~
小学校・中学校・高等学校に「体育」「保健体育」の時間があります。
そこには目的・目標が設置されているのです。
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文部科学省【保健体育編】中学校学習指導要領(平成29年告示)解説
(抜粋)
小学校,中学校及び高等学校を通じて,「体育科,保健体育科では,これらの課題を踏まえ,心と体を一体としてとらえ,生涯にわたって健康を保持増進し,豊かなスポーツライフを実現する資質・能力を育成することを 重視する観点から,運動や健康に関する課題を発見し,その解決を図る主体的・協働的な学習活動を通して,『知識・技能』,『思考力・判断力・表現力等』,『学びに向かう力・人間性等』を育成することを目標として示す。」 としている。
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「保健体育」の授業の目的のひとつは「生涯にわたって健康を保持増進」することです。
勉強するにも仕事をするにも生活するにも
遊ぶためにも
生きていくために「健康」でいることは最もありがたく大切なことです。
残念ながら注意していても病気やケガに見舞われることはあります。
そのような「仕方ない」場合を除いてお話しします。
「健康」に関する知識が不足していて、不健康を招くことも多々あります。
走ること・跳ぶこと・泳ぐこと、各種球技のルールなど、体育の授業で習うことは多いのです。それは、自らの「健康」のために習い身に着け、繰り返し、実践していくことなのです。
「スポーツ」はそれをする人の体を鍛えます。
習った知識から、観戦するという別の楽しみも生まれます。
スポーツをする・観ることは、心をも豊かにします。
「保健」の授業では健康にまつわるさまざまな知識を得ることができます。
しっかりと勉強してその知識を定着させ自らに役立てることは、生涯の健康を得ることになるのです。
「健康」というなにものにも替え難い宝物を得ることになるのです。
「保健体育」という教科は、決して成績や内申点のために勉強するものではありません。
しかし、あえて「保健体育」の成績向上のために何をしたらいいかというご質問にお答えするとします。
答えは簡単。幼少期より日常的に運動の習慣を身に着けていくということです。
運動により体は鍛えられ、能力はアップします。
運動をしていても、うまくできない、速く走ることができない…という子もいることでしょう。けれども、その子なりには向上しているのです。運動の継続によって「健康」を手に入れることができているのです。
そして、健康を得るために楽しく保健体育の授業に取り組めば、成績は勝手に上がります。
何が目的なのか。
それを考えてみます。
大切なのは
成績ではなく
健康であるということ。
そして、その意識を持つということ。