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国語の成績を上げたい!②~読書から語彙を増やす~
「国語の成績を上げたい」には、じっくり取り組みます。
まずは、「本を読むこと」です。
「成績を上げたい」から読むのではなく、
単に「読書」を楽しむのです。
そして、それを日常にします。
本を読み、たくさんの日本語を吸収していきます。
「たくさん」が
「いっぱい」「たっぷり」「多量」「大量」「豊富」「ふんだん」「潤沢」や
「あまた」などに言い換えられることは、読書から知るのです。
「ぎょうさん」「しこたま」などの言葉も知らず知らずに目にし、知り、耳にするようになります。
そして「数々の」場面に、ちょうどぴったりな言葉を選んで使えるようになります。
同じような意味を表す単語は、「山ほど」あるのです。
日常の読書は「幾万」もの語彙を身につけます。
「多くの」語彙を得た人は、表現方法も「豊か」です。
広辞苑(岩波書店)の第七版は、総項目数がおよそ25万語だということです。
「数え切れない」日本語。
どれだけの言葉を身につけるか。
それは単語を覚えることではなく、表現の中で知るということ。
読書から得るものは「無数」です。