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鰯 十三
2018年9月26日 23:12
哲学は物事を深く考え本質を問う学問だ。どんなジャンルのトピックでも深く考えると難解に思えることもある。ここではサイズ的に手に取りやすく、文量的にも多くないもので、個人的に好きな良書を5冊ピックアップしてみた。■『これは水です』 デヴィッド・フォスター・ウォレス 著/阿部重夫 訳 前にも書いたが、僕はWebマガジン『bmr』の編集長にして知のサブカルの巨人、文化人である丸屋九兵衛さんを崇拝
2018年3月17日 10:00
「サラリーマン」は誰もが知っている和製英語のひとつだ。企業に勤める人という意味で考えるなら”Business Person”が正だろうし、海外で仕事をする機会があるのなら、職種についてもう少し細かく説明することになる。(Chief Manager of CircuitとかSenior director of Project Managementとか)「サラリーマン」を直訳するなら「給料人」に
2018年3月7日 10:00
日本の教育における重篤な課題のひとつは「問題提起する力」を育まないことだと僕は思っている。国語にしろ、算数にしろ、理科にしろ必ず答えが用意されたテストばかり受けていると、社会人になってから素直に上司の命令を聞くだけの「指示待ち人間」になったり、点数稼ぎにばかり精を出す社畜型サラリーマンになってしまいそうで冗談抜きに怖いと思うのだ。人が社会に出ると、問題解決力が要求される場面に必ずぶち当たる。職