
ApplePencilより、Sペンが好き
はじめに
💡この記事はこんな人におすすめ💡
・SペンとAppleペンシルどっちがいいのか気になる人
・iPadと折りたたみスマホどっちの方がいいのか悩んでいる人
・Androidスマホでペンシルを使うことを検討している人
・iPadかGalaxy Z Foldで悩んでいる人
・ガジェット好き など
GalaxyZFold4を購入してからSペンの存在について考えてきた。「どう使えばいいか」「Appleペンシルとの違いは?」「使いやすくするには…」と。半年以上考えてきて、Sペンをようやく使い始めた数か月間。Appleペンシルと比較しながら使用感と注意点を紹介していく。
Sペンとは
Sペンは、Galaxyのスマホやタブレット等で使用できるスタイラスペン。
AppleでいうAppleペンシルと似た立ち位置のペンになる。
Sペンの種類
公式サイトでは、
・S Pen Pro →foldEditionの上位互換
・S Pen Creator Edition →タブレット等
・S pen fold Edition →折りたたみスマホ用
の3種類が販売されている。
Appleペンシルとの比較
Sペンの使用を検討している人は、必ずAppleペンシルと比較すると思う。
今回は主観も含めて解説していくため、私が所持しているFold Editionの
SペンとAppleペンシル第2世代との違いについて箇条書きで書いていく。
Appleペンシル第2世代
・充電が必要(iPadの側面で充電可)
・iPadで使用可(使用できないiPadもある)
・筆圧感知があるが、ペン先を押し込むという感覚はない
・画面に触れると記入できる
・画面非表示中にペンで画面をタッチするとクイックメモが開く
・Sペンに比べると重くて長い
・ペンを持ち歩く際にはiPadの側面に貼り付けることができる。ただ、外れやすいのでケースか、ペンフォルダーが必須。
・ペンにボタン機能はなく、ペンをダブルタップすると消しゴムと切り替えられる
・ペンの色は白一色。
Sペン(Fold Edition)
・充電が不要
・Galaxy Z Fold3~5で使用可
・筆圧感知があり、ペン先が少し押し込まれる感覚がある
・画面に触れて、筆圧をかけると記入できる
・画面非表示中にペンで画面をタッチするとクイックメモが開くが、メインディスプレイのみSペンに対応している。
・Appleペンシルと比べると軽くて短い
・ペンを持ち歩くには、別途ケースが必要か、別々に持ち歩く必要がある
・ペンのボタン機能があり、機能を割り当てられる(消しゴムと切り替え・アプリの立ち上げなど)
・ペンの色は何色かある。
2つを比較してみた。Sペンはタブレット用だと、マグネットでくっつく仕様になっているので、タブレットで購入する人は持ち運ぶ際の不安はなくなりそうだ。
どちらがいいのか…。
結論、書き心地でいうと、Sペンの方が私は好みだった。購入当初は「Appleペンシルと感覚が違って慣れないし、画面が反応しないときがある。書きづらい…」と感じることがあり、Sペンを使う機会はほとんどなかった。ある日、背面のマグネット型スマホリングを外すことで、Sペンの書き心地が変わり(マグネットによって反応しないエリアがあった)、Sペンの使用頻度は高くなった。使ってみると、ペン先を画面に押し込む感覚がしっかりとあり、「書いている」を味わえる。Appleペンシルだと、書いていると、画面に対して「カツカツカツ」といった高い音がなり、押し込んでいるという感覚はない。実際のペンに近いのはSペンだった。
ただし、使用頻度やOSのアプリの豊富さでいうと、iPadの方がまだまだ強い。そのためAppleペンシルの使用頻度も低いわけではない。
・フリーボード
・Goodnotes6
などのアプリを愛用しているので、Appleペンシルはかかせない。
Sペンの書き心地がよかったので、Goodnotes6がAndroidタブレットにもしっかりと対応したら、Galaxyタブレットに代えてもよさそうだと思うほどSペンの書き心地がよい。
GalaxyZFoldでの使用感
折りたたみスマホなので、折り目で書きづらさを感じることももちろんある。また、折りたたみスマホを平面に置いた際に、ガタガタと、平行にならない。カメラ部分が平面にあたって浮いてしまい、平行にならない。そうした書きづらさはある。Androidタブレットならそうした問題も解決できて、Sペンも使用できるのでよさそうだ。
GalaxyZFoldで使用するメリットももちろんある。
・ポケットに入る
・さっと取り出してメモができる
・いつでもメモがとれる
GalaxyZFold5にも本体にペンフォルダーはなく、純正ケースにペンフォルダーがあった。本体にSペンが内蔵できるようになれば文句なしだ。
Sペンのボタンでの機能はNiceLockを活用することで変更できる。下記の記事の目次にある「Sペンのカスタマイズ」へ飛ぶと、解説がある。

💡注意点💡
先ほども簡単に説明したが、折りたたみスマホで使用する上での注意点がある。マグネットをスマホの背面につけると、Sペンが反応しなくなるということだ。
マグネット型スマホリングを使用している人は、いちいち取り外して使用しなければならない。
GalaxyZFoldの背面にマグネットをつけていると、Sペンの筆圧がゆるいと効かないことがわかった。公式の診断ツールを使ったら、「ケースのマグネットを外す」という案を出してもらい、試したら直った。スマホリングを後ろにつけているから筆圧の感度違いがでてた。
— わちゃ (@13_camera_13) September 20, 2023
左と右では全然違う。 pic.twitter.com/yxTLkfXHvZ
Sペン(FoldEdition)はどんな人におすすめなのか
・Appleペンシルの書き心地より良いものを求めている
・簡単なメモをいつでも取りたい
・軽いペンがいい
・充電不要がいい
おわりに
「Appleペンシル一強でしょ」と思い込み、Sペンを当初はあまり使おうとしなかったという経緯があった。実際に使って、試行錯誤しているうちに、「書きづらさはマグネットのせいだったのか」と気づいた。そうして使用しているうちに、「Sペンの書き心地…Appleペンシルより良い!」と感じた。思い込んで使わないのではなく、どんどん色んなツールを使って試してみるのがいいなと感じさせられた。
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3.4枚目のNothing風ホーム画面に飽き
— わちゃ (@13_camera_13) October 7, 2023
1.2枚目に変えてみた。
色がある方が直感的でわかりやすい。
けど、デザイン性やアイコンの統一感が欲しくてジレンマ。 pic.twitter.com/gwLGfF9dFe