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障がい

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障害者当事者(ASD=自閉症スペクトラム障がい/コミュニケーション障がい)が思ったことなどを書き綴ります。
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【怒】障がい者は話が噛み合わない?→健常者も嚙み合わない

【怒】障がい者は話が噛み合わない?→健常者も嚙み合わない

怒っています。
誰に怒っているのか、それは「健常者」に対してです。
怒っている理由は「障がい者は話がかみ合わない」「会話がズレる」と批判するくせに、健常者だってそういうことが頻繁にあるからです。
健常者だって、とんちんかんな回答をよくするのによくもそんな批判ができたもんだな、と。

実際にあった健常者の会話ズレ「美味しい?」「塩気がある」
→美味しいか美味しくないか聞いている。食レポしてとは頼んで

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電車の障害者割引、短距離でも諦めないで!

電車の障害者割引、短距離でも諦めないで!

「電車で障害者割引が適用されるには、片道101km以上乗らないといけない」と思っていたら、鉄道会社によっては1駅からでも適用されることがあるんですね。

※「障害の程度(第1種/第2種)」「種類(知的/身体/精神)」「大人か子供か」によって本人のみ割引、介護人も割引、割引額変わってくるのでよくお調べください

神戸ポートライナーに障害者割引があった所用で神戸ポートライナに乗ることになったのですが、

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ASDがされて困る質問と、適した質問の仕方。

ASDがされて困る質問と、適した質問の仕方。

𝕏にこのようなポストが流れてきました。

筆者は女性ではなく男性ですが、ASD当事者として共感しまくりなので少し心のうちを書いてみたいと思います。

あやふやな質問だと返事に困る筆者はフリー回答が苦手です。

「どう(だった)?」などと聞かれると色々思っていても「何て答えたらいいんだろう?」「これ言っちゃっていいのかな?」と身構えてしまいます。

その理由は、主に過去の失敗から来ています。

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一生、健常者でいられるという保証はどこにもない。

一生、健常者でいられるという保証はどこにもない。

障がい者叩きしている健常者に言いたいことがあります。
それは「あなたも障がい者になる可能性あるんだよ」ということです。

例えば、信号無視した車に突っ込まれて下半身不随となり車椅子生活をおくることになるかもしれません。
あるいは、何か重い病気になって腕や脚を切断しなければならなくなるかも知れません。

障がいというのは、産まれた時になければ一生縁のないものではないのです。
後から障がいを持つ可能性

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ASDは言葉を文字通りに受け取ると良く言いますが。

ASDは言葉を文字通りに受け取ると良く言いますが。

ASD当事者から言わせてもらうと「逆に健常者は深読みしすぎ(させすぎ)」と思います。

「そこまで言ってない(聞いてない)」となることがよくある。例えばUSBメモリでデータを渡して「コピー終わった?」と聞いてるだけなのに「まだ終わってない。急かさんといて。忙しいの!」などとプリプリされる。

いやいや、別に急かしてないですがな。
「早くUSBメモリ返して」とか一言も言ってないですがな。
ただ、「コ

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あなたは本当に健常者ですか?

あなたは本当に健常者ですか?

「障がい者叩き」をSNSで目にするたび(叩いてる人に対して)思うことがあります。

それは…

あなたは自分が健常者だと証明できますか?ということです。

障がい者であることの証明は簡単です。

発達検査テストを受けたり、病院に行ったりして「障がい者認定」を受けて障がい者手帳を手にすれば「自分は障がい者だ」と証明できます。

逆に言えば、能動的に行動し「障がい者認定」を受けなければ、極端な話、実際

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