2024年3月の読書記録&感想文(ネタバレあり)
3月はかなり頑張りました!めちゃくちゃたくさん読みました!今までは基本的に出かけ先で読んでいたのですが、増え続ける積読作品が減らないので、寝る前に読むようになったら飛躍的に冊数を増やせました。ほぼ毎日読んでいたのではないでしょうか?
ではネタバレありの感想文です
①模倣の殺意 中町 信
どんでん返し系でおすすめを調べたところこちらの作品がヒットしたので読んでみました。
主に2人の視点で物語が進みます。
なんか違和感があるけど何だかはわからない(単純に自分が推理できないだけですが)
そのモヤモヤを抱えながら読み進め真相がわかった時は驚きました。
こちらも映像化などは難しい作品ですね。
②沈黙する女たち 麻見 和史
1作目の屑の刃が面白かったので、2作目であるこちらを読みました。
相変わらず主人公の真っ直ぐな性格が良い。
仕事に慣れてきたのか1作目よりも性格が少し落ち着いた感じもありますが、今回から加入の新入りとのやりとりやコンビがすごく好みです。
タイプが全く違う2人ですが、衝突しながらも信頼関係が徐々に築きつつ1つの事件を追う
このコンビもっと読みたいので、続き出ないかなーと思っています。
③首無館の殺人 月原 渉
タイトル買いした作品。館もの好きなんです。と言いつつも思ってた館ものではありませんでしたが、これはこれで楽しめた。
時代は明治の設定
真相が結構複雑だったので、最初「?」となってしまいましたが、最後にわかりやすくまとめてもらえていたので助かりました(笑)
④0の殺人 我孫子 武丸
結構重要なタイトルだったと読了気づく。
本のタイトルについてはジャンルを探す上で気にする程度で深い意味まで感じ取らない自分ですが、タイトルにもちゃんと意味があるものだと改めて気付かされた作品。
冒頭で容疑者は4人ですと明言された中でどんどん容疑者が減っていくので犯人は誰なんだと真相が気になって仕方なかった
⑤ある閉ざされた雪の山荘で 東野 圭吾
こちらの作品もどんでん返し系で検索した時にヒットしたので読んでみました。
ちょうど実写映画が公開される時期でもあったので、映画の情報が入ってくる前に読もうと手に取りました。
メタ的な推理になってしまうのですが、結構ミステリーも色々読んではいるので、驚きを得るには疑われいない人物、アリバイがある人物がイコール犯人みたいな自分の中の経験値からあって、
動機もトリックもわからないが、犯人だけはすぐにわかってしまいました。(わかったと言っていいのかわかりませんので当たったと言った方がいいかも)
本当に事件なのか、芝居なのかわからない状況でストーリーが進むところの緊張感が良かった。
実写版はどのようになっているのか気になります。
⑥自薦theどんでん返し
綾辻行人
有栖川有栖
西澤保彦
貫井徳郎
法月綸太郎
東川篤哉
有名な先生方の短編が読めるお得な一冊
ほとんどの方は初見だったのでこのような感じの文体かと雰囲気を知るにはとても良かったです。
どんでん返しとなっていますが、ホラー系グロ系本格ミステリー系などジャンルは様々。
どんでん返しとくくっても色んな形があるのだなと知ることができました。
私が綾辻先生ガチ勢すぎて、キャラクターの名前を見た瞬間に出典先の本がわかりました(笑)
久しぶりにこちらの作品を再読できたのも良かったです
⑦レモンと殺人鬼 くわがき あゆ
結構本屋さんで平積みで見かけるので気になって読んでみました。
ここまで何重にもどんでん返しされたのは初めてで息をつく暇がないくらいの怒涛の展開。
続きが気になりすぎて一気に読んでしまったため寝不足になりました(笑)
主人公に近いてきて協力してくる男性をずっと疑っていたのですが、ある意味では疑って正解と思いつつも別の意味でヤバいやつだったという真犯人よりもある意味印象に残っています。
主人公の最後もなんだか悲しいですね。こんなことになってしまった境遇への虚しさ、やるせなさを感じます。
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