読書の時に、メモを取るのをやめる。
本(小説以外)を読んでいる時のメモをどう取るか問題に悩んでいる。
面白い本を読んだとしても、その記憶はどうしても消えていってしまう。
そんな時に、その本で感銘を受けた部分をメモしておけば、後から「そうだ、こんな本だった」とふりかえりやすい。そう思って、いろんな方法でこれまでメモをしてきた。ポストイットを貼り付けて書き込んだり、手書きで手帳にメモしたり、iPadに書き込んだり、テキストで打ち込んだり。。
でも、今正直、メモすることが負担になってきている。良いと思った文章を抜き出すのにそもそも時間がかかるし、メモをするたびに読む手が止まってしまう。思考に耽ること自体は悪いことじゃないと思っているし、読書の醍醐味だとすら思う。けど、実際感銘を受けた文章を書き抜くことで精一杯になってしまい、その時自分が何を感じ、良いと思ったのかまで考えが至れてない。かつ、実際書いたメモをふりかえるタイミングも、早々ない。
かつ、メモを取れないからと読書をしないケースを増やしてしまっている。本はベッドで寝転がっても読めるし、寝るまでも目を疲れさせないのが良いところなのに、それだとメモができない。そんな理由もあって、どんどん読書離れしてしまっていた。なんだか、本末転倒に感じるのだ。
本当に良いなと思っている内容は、曖昧でも記憶には残る。この本、よかったなと記憶はしっかりあるのだとしたら、思い出したタイミングで本を再度開けば良いということにはならないだろうか。むしろ、メモを取らずとも、「この文章が気になった、今の想いをふりかえる」は脳内でするようにしてみても良いかもしれない。消えてしまうかもしれないけれど、消えないものだってあるはずなのだから。
そもそも、まず私は読書をしたいのだ!
だからこそ、まずは読むハードルを下げたい。そうして余裕が出てきたら改めて、より良い読書法を模索していきたいと思う。
毎日読書が最近怪しくなっていたので、また改めて今日から、「メモを取らない」新しい読書習慣をスタートさせていこう。