【経済/世界史】通貨危機について
ポンド危機ポンド危機(ポンドアタック)は、「ブラック・ウェンズデー(暗黒の水曜日)」とも呼ばれ、1992年秋に発生した、イギリスの通貨であるポンドの為替レートが急落した出来事(通貨危機)をいう。
簡単な背景
1979年3月、欧州共同体(EC)は欧州通貨制度(EMS)を採用し、欧州為替相場メカニズム(EMR)を導入します。これは2通貨間の変動を市場介入等で±2.25%の範囲内に抑えるというもので、緩やかな固定相場制です(通貨の一方がイタリア・リラの場合は±6%)。
1990年