ICT教育に向いてる人向いてない人【21日目】
どうも、出張の前は必ずコーヒー飲みながら向かいます。優雅な午後を。たこせんちゃんです。
今日は、自分の中の新しい発見とそれに関しての持論です。結論も何も出てない一般化できないような話なので、もしご意見があれば教えていただきたいな。と思っています。
ということでテーマはICT教育との向き合い方についてです。
ICTについての勘違い
出張でした!その中で集まった先生方の自己紹介をする場面がありました。
自己紹介では、「授業で工夫していることと、悩んでいることを交えるように。」との指示だったのですが多くの先生からこのような言葉があがりました。
タブレットや電子黒板が入ったので、それを使うようにしたいと思っているのですが、私自身機械が苦手でやってみるけど、うまく使えず結局黒板で授業してしまっています。
みなさん言い方は違いましたが大体このようなことを言ってました。
これを聞いて、二つの気づきが見えてきました。
まず、「使ってみたい」「使ったらよさそう」とは思っているということ。私はてっきり、「使いたくない」と思っているのかと思っていましたが、違うようです。
「使いたくても使えない」これが多いようです。
ICTリテラシーが高い人と低い人の差
そして、そこからさらに分かるのが、ICTリテラシーが高い先生と低い先生の大きな違いが見えてきます。
ICTリテラシーが高い先生ほど、ICT機器を道具として捉えています。ICT機器のできることと限界と対処法を知っているので、できる場面でできることをしようとします。逆に使えない場面では使いません。
しかし、ICTリテラシーが低い先生ほど、ICT機器を魔法として捉えています。タブレットを何かすごいものだと捉えて、使わなきゃいけないものだとか、使うと高い教育効果が得られるだとか思っているようです。だから使うことが目的化して、失敗します。
目的から逆算する
ICT機器をおはじきだと思ったらわかりやすいです。
おはじきは、数の可視化というメリットがありますが、数えるのに手間がかかるというデメリットもあります。だから
20くらいまでの数でおはじきを使う人はいても
100超える数でおはじきを使う人はいません。
(あ、私は使ったことあるけど笑)
おはじきのようにICT機器にもメリットデメリットがあります、ある場面で適切に使うから教育効果があります。
なので授業の目的は何かをとらえ、その達成のためにどんな機能が適切か考えて使うことが大事です。
ということは何年も前から言われています。笑
私の課題
そこからが、情報教育推進大臣(自称)の私の課題です。
「じゃあ目的に合うどんな機能があるのかしらんのじゃよ」
というおじいちゃん先生をいかにだまら……納得させるか?というところです。
勉強会するにも、そんなことする時間も意欲もないです。さて困ったもんだ。
Twitterでオンライン無理無理と騒いでる人達もそういうことだったのね。うーん。いい方法があるればまた共有します!
ということで今日は私のつぶやきみたいな内容でしたが、GIGAスクール推進する側の人はそういうことも考えないとね!というお話でした!
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