カフカ

彼と3匹の愉快な猫たちと暮らしています。 日々感じたことや起こった出来事を綴っていきま…

カフカ

彼と3匹の愉快な猫たちと暮らしています。 日々感じたことや起こった出来事を綴っていきます。 自分の感情整理のためだったり備忘録だったり。

最近の記事

8月31日の夜に

24歳の夏、思い立ったようにすべて捨てて上京してきた。あれからもう二回夏が巡って、今年の夏も終わろうとしている。 東京に上京してそれなりに楽しいことを経験してきたはずなのに、夏と聞いて私がいつも思い出すのは故郷の田舎で過ごした夏の日々だ。そしてその隣には高校一年生から6年付き合った元カレの姿があった。 決して特別な夏だったわけではない。私の狭くて暑い部屋であほみたいな話をして笑ったり、アイスを食べたり、お泊り会をしたり。ただそんな平凡なことばかりだった。 毎年夏の終わり

    • 後悔のない人生を

      今まで、「後悔しないように生きなさい」っていろんな場面でいろんな人に言われてきました。 学歴のことや、仕事のこと、多少「ああ、こうすればよかったかな~」というのはあったけど大きい後悔は今日の今日までしたことはありませんでした。 でも今日初めてすごくすごくこれまでの自分を悔いることがありました。 私が20歳のときオーストラリアに短期留学した時のホストシスターが亡くなったのです。 彼女はまだ19歳でした。死因も到底すぐに受け入れられるようなものではなく、本当に突然のお別れ

      • 彼氏より彼氏な猫

        まくろくんは猫というよりボーイフレンドである。 私がお風呂に入ってベッドでひとりでゴロゴロしているとそっとそばにきて私の横に転がる。 彼氏やほかの猫がいるときは絶対に来ない。 いつもは警戒心の強いまくろくんだが私と二人きりの時はあっという間に気が抜けて無防備な寝顔を晒してくれる。 彼氏より彼氏をしているまくろくん。 人間の彼氏といえばリビングでアニメを見ているか、パソコンをいじっているか、携帯でゲームをしているばかりであり。 まったく困った人間だ。 でもそのおか

        • yuzu 我が家のお猫様紹介 Part3

          ゆずちゃんは我が家の末娘であり、くろとたびの妹的存在である。 去年の年末に子猫をお迎えしたいなあと言っていた私の誕生日の翌日にやってきた。 お迎えに行く車の中で彼氏に写真を見せられたのだが毛布の中から顔がちょこんとのぞいているだけでよく見えなかったので、この写真で何故この子に決めることができたのか大分不安だったが、実際にやってきた子猫はまさに天使だった(いや…ほんとにやっと目が見えるくらいの写真だったんですもん…何が見えていたんだ彼には…) 三か月の子猫というのはこんな

        8月31日の夜に

          tabio 我が家のお猫様紹介 Part2

          シャム猫?タイ猫?たびおくん。 一歳になる頃に我が家にきた。まくろくんがきて数か月後のこと。おもちゃにも興味を示さず私たちにも馴染み切れないまくろくんにお友達が必要だという建前でお迎えすることに。大義名分を用意したけれどきっと彼氏が猫大好きになってもう一匹一緒に生活したかったというのが本音だと思う。 青い目がとっても素敵!そしてこのモフモフ感!猫好きの人はきっとこのモフモフに顔をうずめたくなる気持ちわかってくれますよね?丸い顔がチャーミング!(日々体全体が円に近づいている

          tabio 我が家のお猫様紹介 Part2

          makuro我が家のお猫様紹介 Part1

          我が家には3匹のお猫様がいます。 今日から3回に分けてその子たちを紹介したいと思います。 一番最初にお迎えしたマクロくん。 我が家には一歳半くらいでやって来ました。 前のお家では他の猫さんと上手くいかず、飼い主さんの前でも餌や水を飲む姿を見せないほどビビりっ子でした。 やってきた当初はシャーシャーされまくりで、ご飯も食べず、玩具も興味なしで、お迎えして1ヶ月目にはあまりに夢の猫ライフ(この時は幻想を抱いていたのです)とかけ離れていて、自信がなくなり思わず涙したことも

          makuro我が家のお猫様紹介 Part1

          送る側の死

          初めてのnoteなのにこんなタイトルでどう見たって重たいのだが自分の心を整理するためにこの場を使わせてもらいます。 先日、私のそう長くもない人生の中で初めて好きになった俳優さんが亡くなられた。 現場の状況から恐らくは自死ということなのだろう。 私がその人のことを初めて知ったのは中学生になった頃だったと思う。「14歳の母」を見たのだ。 そんなにいい役ではなかったと思う。 確か妊娠した彼女から逃げたような… 最初の印象はさほど良くなかったが(※演技がうますぎたので嫌な奴だ!

          送る側の死