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脳のスイッチを切り替える!新しい習慣が無理なく続く「S.W.I.T.C.H.メソッド」

新しい習慣が続かないのは、あなたのせいではありません

新しい習慣を始めても、気づいたら三日坊主で終わっている…。
そんな経験、ありませんか?

実は、脳は新しい行動を「不安定でエネルギーを消耗するもの」と認識するため、元の状態(=慣れた行動)に戻ろうと無意識に抵抗してしまうのです。
これが、意志の強さに関係なく習慣を維持するのが難しい理由です。

でも、逆に言えば、この脳の性質をうまく利用すれば、新しい習慣を無理なく続けることができるのです。


S.W.I.T.C.H.メソッドとは?

S.W.I.T.C.H.メソッドは、心理学、神経科学、習慣形成の研究をもとに制作した、新しい行動を無理なく日常に取り入れるためのフレームワークです。

このメソッドは、次の6つのステップで構成されています。

1. S - Set a Clear Intention(明確な意図を設定する)

2. W - Work with Micro-Habits(小さな習慣に分解する)

3. I - Identify Triggers(引き金を特定する)

4. T - Tie to Existing Routines(既存のルーティンに結びつける)

5. C - Celebrate Small Wins(小さな成功を祝う)

6. H - Harness Subconscious Cues(潜在意識を活用する)

無料パートでは、この中から「最初の2つのステップ」を体験版として提供,解説していきます。


S.W.I.T.C.H.メソッド実践

ステップ1: Set a Clear Intention(明確な意図を設定する)

新しい習慣を身につけるためには、「なぜそれをやるのか?」 を明確にすることが重要です。
この「意図の明確化」ができていないと、脳は「なぜその行動をするのか」を理解できず、行動を定着させることができません。

例)
「早起き」なら、「朝の時間を活用して読書や運動をしたいから」

「運動」なら、「健康を維持し、ストレスを軽減するため」

やり方)
1. 紙とペンを用意してください。

2. 以下の問いに答えてください
「その習慣を身につけたい理由は?」

・「その習慣がもたらす理想の未来は?」


3. 書き出した内容を「現在形」で言い切る形に変えます。

例:「私は毎朝30分散歩して、心身ともにリフレッシュしている」

このプロセスによって、脳はその行動を「やるべきこと」ではなく「自然な自分の一部」として認識し始めます。

ステップ2: Work with Micro-Habits(小さな習慣に分解する)

大きな目標を掲げると、それがプレッシャーになり、挫折の原因になります。
そこで、「マイクロ・ハビット(小さな習慣)」 を使って、新しい行動を無理なく始めましょう。

例)
「毎日30分運動する」の代わりに、「1日5分だけストレッチする」

「1週間で本を1冊読む」の代わりに、「1日1ページ読む」

ポイント)
「少なすぎる」と感じるくらい簡単な行動を設定する。

初日から完璧を目指さない。
まずは「やる」という事実が重要。

小さな成功体験を積み重ねることで、脳は「できる」という感覚を覚え、自然と行動を続けやすくなります。

ここまでで、S.W.I.T.C.H.メソッドの基礎と最初の2ステップをご紹介しました。
【有料パート】では、行動を定着させる方法を詳しく解説していきます。

I - Identify Triggers(引き金を特定する):行動を引き出す仕掛け作り

T - Tie to Existing Routines(既存のルーティンに結びつける):日常に溶け込ませる方法

C - Celebrate Small Wins(小さな成功を祝う):脳をポジティブに強化する方法

H - Harness Subconscious Cues(潜在意識の手がかりを活用する):潜在意識を最大限活用するテクニック

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