子どもの強いこだわりにはどう向き合いますか?
暑い日が続いていますね。
ちょっとくらい大丈夫。
元気そうだからまだ大丈夫。
頭ではそう思っても、身体は思った以上に疲弊しているもの。なるべく休養と水分をとって、みなさんもご自愛くださいね。
今日は、祖母と息子とわたしとで買い物がてら散歩に出かけました。
安産に効果のあるという
「ラズベリーリーフティ」をゲットすべく。
片道15分くらい歩きました。
がんばりました!
西松屋で買いました。
西松屋は親の味方ですね。
ほしいものはなんでも揃う!
そんなこんなで、買い物を無事に済ませ、駅前の横を通り過ぎたあたりで、息子が騒ぎ出しました。
「電車に乗りたい!電車に乗りたい!」
毎度のことなのですが…
今日はどんなふうに息子と向き合おう。
どうしたものかな…
と、ちょっと考えるわけです。
正攻法で、
「今日は乗れないからね」
「また今度乗ろうね」
「お肉が腐っちゃうから早く帰らないと」
そんな言葉では到底納得しません。
「乗りたい!乗りたい!乗りたい!」
乗りたいよね。それも今。
その気持ちは受け止めつつ、ママも息子も嫌な気分にならないでいられるか。わたしが実際に息子と向き合ってみたエピソードをご紹介してみますね。
ちなみに息子の年齢は3歳間近です。
1) クイズを始めて気を逸らす
乗りたいよね、と気持ちを共感した上で、
「じゃあ、ママからクイズです!りんごは何色でしょうか?」
「わからない…(本当はわかる)」
あまり乗り気ではないけれど、ちょっとだけ気分が逸れたみたいだから、さらにクイズを出していくことに。
「バナナは何色でしょうか?」
「わからない…(本当はわかる)」
そのあとも、何問かクイズを繰り出し「電車」から、すこしずつ気持ちを逸らしていきました。
2) 難易度をあげたりさげたりして興味をそそる
クイズに関心はあるようなので、さらにクイズに興味を持ってもらうために、わざと「難しいよ〜」と言ってみることに。
「じゃあ、次はすごい難しい問題を出すよ。赤くて、ウーカンカンと鳴る、水で火を消すお仕事をする乗り物はなーんだ?」
「わからない…(本当はわかってる)」
「わからないかぁ。じゃあ、すごい簡単問題にしようかな?白くて、ピーポーピーポーと、けがをした人を助ける乗り物は?」
「わからない…(本当はわかってる)」
そうこうしているうちに、
「電車乗りたい」とは言わなくなっていました。
3) わざと間違って注意をひく
クイズを楽しんでもらうことに趣向を変換。
「緑と白の新幹線でこまちと連結する新幹線はなーんだ?」
正解ははやぶさ。息子の大好きな新幹線です。
「わからない…」
「なんだっけな。はや…。はやりん?はやこ?ママも忘れちゃったなぁ…」
息子の顔を盗み見すると、ニコニコしています。
「はやぶさ!」
ようやく答えてくれました。
そのあともわざと間違って、息子が正しい答えを言うというやりとりを続けながら、ごきげんでいっしょに歩きました。
4) 乗りたい電車を話し合う
そのあとは、二人でお話。
乗りたい電車をおたがいに言い合います。
「ママはねー、ゆふいんの森に乗ってみたいなぁ」
「○○(名前)は、モノレールにのりたい」
「水族館に行くときにモノレールに乗れるかもね」
そんな話をしているうちに、帰路にたどり着きました。
前提として、わたしは、
「子どもに言うことを聞かせよう」
とまったく思っていません。
ひとりの人間として対等に向き合おうと思っているからです。
「こうしなさい」「ああしなさい」ということもほとんどありません。
今回は、息子の気分がすこしでも逸れて、楽しく帰路に着けるのであれば、それで良しと思って、こんなふうな向き合い方になりました。
その時の子どもの様子、状況に応じて、対応の仕方は何通りもあることでしょう。
うまくいくことばかりではありませんが、あの手この手を使い続けていくと、なんとなく糸口が見えてきたりもします。
子どもの視点に立って
どうしたものかな…と考えることから。
その糸口が見えてくると思っています。
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最後まで読んでいただきありがとうございました♩