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感度を磨く

信頼を得る、人身掌握の資質を上げる、周囲を巻き込む、お客様満足を勝ち取る。リーダーになることも、持ち回りで結果を出していくにも、感度が超大切だなと思っています。

人にはそれぞの異なる感性があります。経験も違うし、価値基準も同様です。これは当然のことですよね。そのことを前提として、人間の普遍性は押さえつつ、微妙な感性の違いを汲み取る感度があるか否かが、大きなターニングポイントになります。

やはり優れた人は、人対人、人間関係の普遍性を押さえた上で、今相手が何を考えているのか、何を欲しているのか、己の置かれている状況がどうなのかを客観的に捉えるのが上手いです。己を理解し、相手を理解して行動できるものが勝つ、最強だと思います。素晴らしい成果を出している人、経営者は概ねこのスキルを持ち合わせていると感じています。

まず、普遍性は、当たり前のことを当たり前に。人の嫌なことをしない、言わない。人の陰口を叩かない、ネガティブなことを発しない、明るく、笑顔、、、枚挙にいとまがありません。簡単なようで難しいものです。私もたまに忘れてしまうことばかりです。全てやり切るなんてとても無理ですが、努力は必要なのだと思います。

では、感度を上げるにはどうすれば良いか。やはり場数、経験を積むことかなと思います。良いことも悪いことも含めてです。親になったり、上司になったり、経営者になったり、ままならないことの経験の中でどうしたら上手くいくのか、考え、行動するしかありません。その中で磨かれていく感性なのだと思います。

少しでも早く身につけたいのであれば、環境を変える。ちょっとしんどい環境に身を置く、チャレンジすることが良いと思っています。若手経営者などは、いろいろと苦労を重ねているので、たまにこのあたりの感性に長けている人がいます。おっ、と思う時があります。つまり、そんなに高感度な人などごろごろはいないということです。

決して、媚びるとかビクビクして相手と対峙するものではなく、自然なことだと思います。条件反射的にというか。よく経営者がレストランなどにいくと、席数、回転数、価格帯、従業員の数などでどのくらい儲かっているかをなんとなく条件反射的に頭で計算してしまうのと似ているかもしれません。

常にどう対処、対応すべきなのか、その思考の前提に相手があり、その相手がどうなのか、どう感じているのか、相手の利益はどこにあるのか。究極言うと優しさかもしれません。相手の立場を考慮して、どう接してあげるべきか、どんな言葉をかけるべきか、こんなことがとても重要なアクションなのではないかと思っています。

瞬く間に感度が磨かれていくわけではないですが、磨くことの重要性を知り、努力することが大切なのだと思います。現実社会が1番良き機会であることは間違い無いですが、映画を観たり、舞台を見たり、読書から汲み取れることも多いとも感じています。

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