わたしの本棚77夜~「寺山修司」
好きな本、本棚にある本を日記風に毎日紹介していこうとNOTEにはじめて、もうすぐ80日になります。そこで一回、毎日は休憩しようと思います。ちょこちょこは書きます。来年は、「わたしの薬箱」、「わたしの画帳」なども書いていけたら楽しいかもと思っています。とりあえず、80日まで、残り少なくなりましたが、毎日更新できますように。「読書の秋2020」の企画も書くことへの後押しになり、感謝しています。2006年の初版の値段です。
☆「寺山修司」過激なる疾走 高取英著 平凡新書 780円+税
寺山修司のスタッフとして、長年、一緒に活動してきた著者がみた寺山修司の生涯です。巻末には、年譜もありです。1983年、47歳で亡くなるまでの怒涛の人生。俳句から始まり、短歌、演劇、映画へと活動を広げ、私生活での九条映子との結婚など、時系列で書かれているのでわかりやすいです。
誤解されて報道されていることを著者ならではの観点から意見を述べたりしており、一緒に過ごしたものならでは、です。「どんな鳥だって想像力より高く飛ぶことはできない」帯にある「ロング・グッドバイ」からの引用ですが、わたしにとっては「花粉航海」(自選代表句集)の衝撃が強い俳人でもあります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?