#おいしいはたのしい～朝ごはんでつながるおいしいの輪、たのしいの輪

　船団の会に所属した俳人たちの３６５日の朝ごはんのメニューとエッセイ本です。例えば、３日の節分、４日の立春のページはこんな感じ。

日付、今日は何の日か、今日の季語、エッセイ、俳句が見開きに4日分掲載されています。毎日、朝ごはんメニュー紹介にもなり、季語を知ることにもなり・・の本です。

1.「朝ごはんと俳句３６５日」船団の会編　人文書院　１８００円＋税

結構、エッセイ用なのか、みなさん豪華な朝ごはんです。

贈った友人は、自分の誕生日をまず見て、季語を知り、エッセイを読んで、俳句を知ったと喜んでくれました。食卓に置いておくと、何かと便利です。

この本の編集をさせてもらって思ったのは、朝ごはん、って大切で、食べれるのは幸せで、美味しいは楽しいことです。

2.去年公開された阪本順治監督「一度も撃ってません」

この映画のなかにも、主人公（石橋蓮司）と奥様（大楠道代）が朝ごはんを食べる光景があって、そこで、奥様が俳句を詠みます。

　　　　　　　年の瀬や朝はしじみが連れてくる

　脚本家の作か監督の作か大楠さんの作かわからないですが、しじみ汁を美味しいと好んでおかわりした夫に対しての愛情の一句でした。年の瀬としじみが季重なりですが。（画像は映画comさんより）

　

3.わたしのお薦めのモーニングセットは・・・。

   京都の洛北に妙満寺という名刹があります。そこで俳句の会が催されるとき、たいがいお昼からになるのですが、（１１時や１２時集合で終わるのが４時とか５時）叡山電鉄木野駅近くの喫茶店「ビープレス」でモーニングセットを食べていきます。

会社を定年退職した夫婦が曜日指定でされている喫茶店なのですが、モーニングセットが５００円というコスパの良さです。食器の絵付けは奥様の手作りであり、説明もしてくれます。大会の前に美味しく食べて幸せな気分で俳句の会へ・・。たとえ俳句の会の成績がダメでも美味しい思い出が楽しく、なぐさめてくれます。

　おいしいはたのしい、それは２００人超の俳人たちの朝ごはんエッセイ本の紹介と去年公開された映画からの紹介、そして小さな喫茶店のお薦めのモーニングセットで表現してみました。

#おいしいはたのしい #朝ごはんと俳句３６５日 #人文書院

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