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わたしの本棚65夜~「船団」増刊号

 俳句は結社や同人誌など、句会仲間で冊子を作ったり、師系といって先生を慕う集団によって、学ぶこと多いです。他の文芸ではあまり考えられないことですが、俳句と短歌の短詩系文学の特色だと思います。

 わたしも2011年から「船団」という俳句グループに参加しました。2014年からは、「船団」誌の編集のお手伝い(会務委員)をしました。2020年6月、船団は散在という形で終わりました。船団誌も125号を持って終焉でしたが、今回、増刊号として、今までの船団史を振り返り、また、会員によるコロナの日々の俳句作品特集をくみました。

☆「船団」増刊号 旧船団の会  南方社 1000円+税

 船団は、1982年に坪内稔典先生を中心として、関西を拠点に立ち上げられた俳句の集まりです。今年2020年の散在までの日々。他の俳句誌と違って、船団は、俳句だけでなく、エッセイや評論、談話、読み物なども掲載され、特色ある楽しい紙面でした。2020年12月1日発行で、昨日、届きました。

#船団 #南方社 #坪内稔典 #読書感想文 #推薦図書

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