ド貧乏を経験したらお金の使い方が変わった話
大学病院勤務時代の私は、世の中の大半の女性がそうであるように洋服や靴、バッグ、化粧品などを買うのが好きでした。
お給料やボーナスが出たらまず自分の欲しいものを買う。
休日には買い物に出かけたり、ネットで常に欲しい物を探してポチったり。
そういう生活をしていました。
前は「デパコスじゃないと無理」とスキンケア用品をライン使いしていましたが、今では「ちふれ」を愛用しています(笑)
ちふれの化粧水は500円なのに私の肌に絶望的に合います。
YouTubeのコスメ動画とか見ているとついつい欲しくなるのですが、化粧品て買い出したらキリがないですよね。
自分に合うものを使い続ける、なくなったら買うことに決めて、今ではコスメ自体ほぼ買わなくなりました。
洋服も滅多に買いません。
このご時世でどこかに出かけるということもないですし、たまにファストファッションのお店で必要なものを買うくらいです。
この前はドンキで1000円のあったかいシンプルなブルゾンを見つけてテンション上がって買いました。
靴だってドンキで買った1000円しないスニーカーを愛用しています。
ドンキ最高かよ!(笑)
通勤用バッグはなんとダイソーの300円のバッグです。
以前の私からは考えられません。
こういう風に変化したのは、いい意味で「周りの目を気にしなくなった」からです。
あと、うつ病や甲状腺の病気で働けなくなって財産を失ってかなり貧乏のどん底生活を味わったっていうのも大きいです。
都内から地方に移住したっていうのは劇的に私の思考を変えました。
前の私は他人からどう見られているかがかなり重要だったと思います。
他人から見られる自分が小綺麗で美しくなければ自分が許せなかったのです。
そのためにお金をかけていたようなところがあります。
人が多い都会では街にいる人、電車に乗っている人みんながみんなを見ているような感覚になります。
そういうのに縛られていたのかもしれません。
移住してきてそういう自分のメンタルブロックから解放されました。
今ではどこか出かける時はお父さんの車を借ります。
出かけるって言っても大体ドンキかスーパーです。
身なりを気にする必要がありません。
友達と呼べる人はいないので、誰かに会うこともありません。
自転車で通う職場と家の往復のために洋服にお金をかける必要もないですし、化粧だってそこそこでいいのです。
自分が納得できるかが重要で、他人の目を気にして見た目を整える必要はないなと思うようになりました。
私はローランドさんのミニマリストな生活に結構憧れています。
いつも同じ洋服、スタイルだけどすごくおしゃれです。
ユニクロや無印良品の物を上手に取り入れて高級じゃないのに全然貧乏臭さを感じさせません。
自分に合ったものが一番だと思っているし、気に入ったものを使い続けるところが素敵です。
稼いでいる人ほど徹底的に合理的でシンプルな生活をしていますよね。
今は節約してもっと自分の勉強にお金を使いたいです。
余裕ができたら本やビジネス系のサブスク、コミュニティ、パソコン関係の自己投資にお金をかけたいと思うようになりました。
ここ何年かで考えがすごくシンプルになりました。
そういう考えに賛同してくれる彼がいてくれることに最近すごく感謝しています。
ドンキのスニーカー履いていても何でも良いよって言ってくれるのは非常にありがたいですし、人は見た目じゃなくて中身だと常々言ってくれるのが素晴らしいです。
今後もっとお金が貯まったとしても基本的な生活スタイルは変わらないだろうなと思います。
まだ贅沢はできないですが、一時より生活はかなり楽になりました。
それでも最近では「あの貧乏な頃の生活を取り戻して節約しよう!」と2人で意気込んでいます。
どんなにお金があってもドンキやGUで安いものを見つけて2人で喜ぶ生活がいいです。
最近「漫画 バビロンの大富豪の教え」をKindleでインストールして読んでいます。
この本すごく良いです。
本屋さんに並んでいても手に取ることはなく、漫画だからってなめてました。
ちょっと人生を変える一冊になりそうです。
私のようにこれからの人生の方向性を模索している人は読んで損のない一冊だと思います。
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