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#761 マネジメントに人格否定は必要か?
どうも!バリスタ店長です!
このブログでは
カフェの店長として働く私『バリスタ店長』が、"次世代の若者の良き踏み台になりたい"という想いのもと、自らの経験や失敗から得た気づきや学びをたくさんの人に伝えるためにアウトプットしています。
日々店長としてやっていく中で遭遇するトラブルや難題課題にどう立ち向かっていけばいいのか?というお話をメインに、昨今の業界情報、たまにバリスタらしくコーヒーの話なんかもしています。
というわけで今回は「マネジメントに人格否定は必要か?」というテーマでお話ししていきます。
先日、とある記事に「人格の否定を恐れるな」という内容が載っていました。
僕は上司として人格否定は絶対にやらないようにと思っていますが、記事を読んでいて矛盾を感じました。
というのも、自分自身、自分の人格を否定して捻じ曲げることで成長することができた(マネジメントができるようになった)ので、成長のためには人格否定は欠かせないプロセスなのかもと感じました。
具体的には「コミュ障」→「TPOに応じて喋るべきところでは喋るコミュ障」に進化したことで、店長としてちゃんとコミュニケーションが取れるようになりました。
昔はボソボソ喋って何考えているかわからない系のキャラでしたが、最近は大きな声でハキハキ喋っております💪
別に嫌なやつだったわけではないのですが、考え方が優しくても、行動が優しくなければ意味がなくて、僕の場合は行動が優しくなかったんですね。
そう思うと人格の否定は成長の過程で避けられないものなのかなと感じました。
あくまで良い意味での人格否定を、恐れずにやっていくことが重要なのかなと。
しかし最近の風潮においてこの考えはタブー中のタブーのような気もするので、取り扱いには注意したいですし、やったところで耐えられる人材はあまりいないのかもしれません。
ハラスメントが多様化して、働き方改革が進んで、上司の部下に対する指導方法も随分とマイルドになりました。
世論や労基の介入もあって労働時間も制限されるようになり、ダブルワークが多くなった結果、「一つの場所で長く働いて効率的にスキルアップして成果を出せる仕組み」みたいなものも失われました。
#みんな器用貧乏
まさに「ぬるま湯」という状況ですが、この状況では成長の大部分を部下の自主性に任せることになり、『成長するかどうかは人次第』になってしまっています。
昭和〜平成初期の時代は否応無しに努力させられたので、全力で動く以外の選択肢はほとんどなかったです。できないことをやらされることも多く、挑戦の回数も桁外れで、その結果成長スピードは早かったように思います。
ストレスが大きかったかというとそういうわけでもなく、みんなそういう状況だったし、そういう厳しい世の中という価値観や文化が当たり前だったので、そんなにきつかった記憶はありません。
それを思うと最近は雰囲気も仕組みもベースがぬるま湯なので、そんな中努力させられる若い人たちは大変だろうなと感じてしまいます。ギャップが大きいので。
そしてそういう人たちに対して人格の否定を行うのは、なかなか難しそうです。
それに言葉尻だけをとると危険なので、「人格」という言葉を分解して、変えてもらう部分とそのままでいい部分をしっかり理解してマネジメントを行っていかないといけないな〜と、また一つやることが増えました。😂
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