#769 モチベーションなんて存在しない
どうも!バリスタ店長です!
このブログでは
カフェの店長として働く私『バリスタ店長』が、"次世代の若者の良き踏み台になりたい"という想いのもと、自らの経験や失敗から得た気づきや学びをたくさんの人に伝えるためにアウトプットしています。
日々店長としてやっていく中で遭遇するトラブルや難題課題にどう立ち向かっていけばいいのか?というお話をメインに、昨今の業界情報、たまにバリスタらしくコーヒーの話なんかもしています。
というわけで今回は「モチベーションなんて存在しない」というテーマでお話ししていきます。
「やる気がなくて仕事に行きたくない!」
「モチベーションが沸かないから身が入らない!」
なんて言っている方、いませんか?
実はその原理(やる気やモチベーションがないから〇〇ができない)は間違っているかもしれません。
近年の脳科学的な話においては、やる気やモチベーションは行動を起こすための材料ではなくて、『行動を起こさないことに対する言い訳として使われる』と言われています。(茂木さんがYouTubeで言ってました)
この点に関しては僕も昔から同じようなことを考えており、同意見です。
僕は、仕事に関しては手を抜かずに毎日バリバリやっていますが、仕事を始める前にモチベーションの高まりを感じたことはありません。
朝起きて、「よっしゃー!今日もやる気満々だぜー!!!」なんて意気込むことはないんです。
ワクワクすることはありますが、やる気やモチベーションの類は感じないんです。
なのでやる気やモチベーションは存在しないと思っています。
やる気やモチベーションに頼って生きている人は一生行動できないし、結果も出せないのです。
たまにやる気やモチベーションの源泉を会社や上司に頼っている人がいますが、こういう人は論外です。こういうお客様思考では成長の機会を見失ってしまいます。
とはいえ、、、では行動するためには何も必要ないのかと言うとそういうわけではありません。行動するためには何かが必要なんです。
あえてモチベーションを定義するならば?
じゃあ行動するために何が必要なのか?
ということでわかりやすく話を進めるために、あえてやる気やモチベーションを定義してみましょう☝️
そのやる気やモチベーションの定義とは…
適切な目的と目標の設定。およびその目的目標に向かって動く理由と根拠
だと思います。
いわゆる環境づくりのことですね。
僕ら人間、やる理由や根拠のないことってあんまりやらないと思います。(というかやらない)
特に理由もないのに動くことって僕もほとんどないですし、周りでもあんまり見かけません。たまに「理由なくやってる」的なことを言う人がいますが、実際のところは何かしらの理由があって、自分でもわかっていないだけです。
自分のことがちゃんとわかっている人ってすごく少ないのです。
行動の裏には何かしらの因果関係が必ずあるんです。
というわけで、理由や根拠があれば人は動きます。皆さんが言う、いわゆるモチベーションがなくても、です。
そして適切な目的や目標の設定も大切です。
無理ゲーじゃ意味がないし、達成不可能とあっては挑戦する意味がありません。また、低すぎる難易度だと達成感を感じないのでうまみが全くなくて、やる意味を見出せなくなります。
ちょうど良い難易度=何回か挑戦してギリギリ届くくらいの難易度の設定が大事なんです。
やる気やモチベーションを大事にしている人へ
やる気やモチベーションを大事にしている人は多いと思います。
自分や部下さんのモチベーション管理に時間を費やしている方も多いのではないでしょうか?
しかし、やる気やモチベーションを大事にしてもあんまり効果はありません。
効果が上がっている!という人もいるかもしれませんが、そういう人は自然と目標設定や理由づくり、そしてその理由を説明することができていたり、信頼関係をしっかり作れていて、部下が勝手に動いてくれているのだと思います。
しかし、このようにできている人でも注意が必要です。
職場でやる気やモチベーションを上げることが上司の仕事だと言ってしまうと、部下さんがそれにかまけて自主性を放棄しちゃうことがあるからです。
部下さんは実際のところはなんなのかよくわからない「やる気やモチベーション」を求めることになり、そのよくわからないものを生み出すために上司さんが奮闘することになります。
よくわからないものなのでなかなか生み出すことができずに苦労して、時間を無駄にしてしまうかもしれません。
よくわからないものを具体的にすることが大事で、そうしないと具体的にどう動けばいいかがわからないんです。明確にすれば何をどうすればいいのかがわかります。
僕はやる気やモチベーションのことを「適切な目的目標設定と、行動すうる理由や根拠づくり」だと設定しています。
皆さんはどう捉えますか?