#映画感想文
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これはカンフー映画で、鑑賞者が見たいのはカンフーで戦うシーンなのだから、それ以外のシーンはテンポよく片付ける|映画「イップ・マン 序章」に学ぶ
本記事では、映画「イップ・マン 序章」を取り上げます。 ◆「これが恥だ!わかったか!!」のシーン映画「イップ・マン 序章」には、こんなシーンがある。 ▶シーン1 葉問と廖(2人とも中国武術の達人)が手合わせし、葉問が勝利した。 ▶シーン2 2人は、「今日の戦いについては口外しない」と約束した。 廖のメンツを保つためだ。 ▶シーン3 ところが、2人の戦いを偶然目撃した者がいた。 沙である。 彼は興奮して、「すごい戦いだった!葉問さんは強かった!」と言いふらし
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多くの人が諦めてしまっている難事業にトライし、生命に危険が及ぼうが、1人ぼっちの孤独な戦いになろうが諦めず、最後までやりきるぜ!!|映画「ドラゴン怒りの鉄拳」
◆人びとは、なぜ映画「ドラゴン怒りの鉄拳」に惹かれるのか? 映画「ドラゴン怒りの鉄拳」は、【カンフーの達人・チャンが、殺された師匠の仇を討つべく日本人道場に戦いを挑み、苦労の末に復讐を果たす】という物語である。 なお、チャンを演じるのはブルース・リー。 そして本作は「ブルース・リーの最高傑作」と評されることも多いようだが……さて。人びとは本作のどこに魅了されるのだろうか? 考えてみよう。 ◆チャンというキャラの魅力 <1> まず確認しておきたいのは本作の時代背景