カルボナーラ、空（2023/08/12）

　朝食後、うさぎのケージを掃除した。近頃は随分暑いせいでうさぎもあんまり外へ出たがらない。室内は、うさぎのためにエアコンを点けている感がある。電気代がいくらになるかと思ったら気分がどんよりする。

※

　昼にカルボナーラを作った。昨日義母がニンニクをくれたからそれも刻んで入れてみた。
　いつもステンレスボール1つで3人分をまとめて作っていたが、今日はボール2つに具材を2人分と1人分で用意してスパゲッティも鍋2つに分けて茹でた。すると随分スムーズにできたから大いに気分が良くなった。
　今回も好評だった。これからも娘はカルボナーラを食べる度に父親を思い出すのだろうと考えると、あのパスタ屋時代もなかなか気の利いた伏線に思えてくる。

※

　夕方、明晩に流星群を観ると云って妻が天体望遠鏡を出してきた。随分以前に買ったのをずっと仕舞っていたのだそうだ。
　早速娘と3人で組み立てて、「あの星見える？」と妻が空を指すが、覗いてみてもレンズがどこへ向いているのかさっぱり分からない。見える見えない以前の問題だ。宝の持ち腐れとはこのことだろう。
　ちょっとこれは手に負えないようだと云ったら、流星群は諦めて月を見ると云う。この分では月だって難しいかもしれない。