ブルーベリーのクラフティ(Clafoutis)
スーパーでブルーベリーが安売りされてたので、ヨーグルトに入れて食べようと思って買ってきました。
でも季節外れのせいか、ちょっと甘味が足りないのよね・・・
なので、前から気になってた『クラフティ』を作ってみよう!と思い立ちました。
Clafoutisと書きます。ウィキペディアによりますと、フランスのリムーザン(Limousin)地方発祥のデザートで、もともとはブラックチェリーを使うんだそうです。
でも、ブラックチェリーじゃなくても、果物ならなんでもよさげなので、ブルーベリーで作ってみた。
材料
* 牛乳(Whole Milk) 1&1/4 カップ
* グラニュー糖 2/3 カップ(わたしは半カップに減らしました)
* 卵(大きめ) 3個
* バニラエッセンス 大匙1
* 塩 小匙 1/8
* 小麦粉 1カップ
* ブルーベリー 1パイント (私はありったけ使いました)
* オーブンを、350℉/180℃ に温める
1. 耐熱トレイか鉄鍋にバターを塗りベリーを入れる
私が使ったのは10インチの、そのままオーブンに突っ込める、厚手の鉄製フライパンです。
2. ボウルにその他の材料を入れて完全に混ぜる
ベリー以外の材料をともかく全部ボウルに入れて、泡立て器を使って完全によく混ぜます。ダマが残らないように。
4. ベリーを入れた容器に流し込む
卵とミルクと小麦粉と砂糖がよく混ざった液を流し込み、容器を軽くゆすってください。
この写真の段階では、ブルーベリーをありったけ入れてしまってます。1パイント以上ありました。多いほど美味しいだろうと思ったんですが・・・
5. 350℉/180℃のオーブンで30分~40分焼く
焼き上がってみたら、ちょっとベリー入れすぎたわ(笑)
卵が3つ入ってるので、卵が固まってる感じです。
真ん中にナイフを入れてみて、生焼けじゃなくて固まっていることを確認してください。真ん中あたりがまだユルイ感じがしたら、オーブンに戻して、もう少し焼いてください。
6. 粗熱が取れるまで放置
オーブンから出して冷まします。
粗熱が取れると、こんな感じに、全体がしぼみます。
食べる直前に粉砂糖やグラニュー糖を振りかけます。
生暖かい間にお皿に取り分け、ホイップクリームやバニラアイスクリームを添えて、召し上がれ!
(※予定では、ここまでベリーだらけになるはずではなかった笑)
素朴な味で美味しいです。
次回はチェリーや洋梨で作ってみたいな。
参考にしたレシピ
最初に「Clafoutis」なるものを見て食べてみたいと思ったのは、この『ジュリア・チャイルドのベリー・クラフティ』です。
オリジナルレシピについてた写真。出来上がり予定図。
見た目、この写真のようになるはずだったのが、ブルーベリー入れすぎで全体が真っ黒になってしまったので、調子に乗ってベリーを入れすぎないほうがいい、ということを学びました。(苦笑)
ジュリア・チャイルドといえば、アメリカでは「フレンチの権威」として有名な女性シェフで、『Julie & Julia』という超楽しい映画もあります。(この映画はおススメです)
このクラフティというデザート、伝統的なブラックチェリーはもちろん、洋梨で作るのも、美味しそうです。
果物が変わるだけで、作り方は基本的に同じです。
リベンジ編(および教訓)
冷凍庫にブルーベリーが残っているのを発見。
前回、ブルーベリーを入れすぎて真っ黒になってしまったので、こんどはベリーの量を200グラムちょっとぐらいまでへらし(前回の半分ぐらい)、もういちど作ってみました。
すると、できあがりは、見た目もなかなかよくなりました。
フライパンより深さがある楕円形のカセロール用の容器で作ったのも正解でした。縁が焦げない。
教訓:① 調子に乗ってフルーツを入れすぎてはいけない。② オーブンの温度が正しいことに気をつける。③ 酸味の強いフルーツなら砂糖はレシピ通りでもよい。
甘党のうちの夫には「素朴過ぎて」物足りないようでしたが、わたしは、これ、シンプルでけっこう好きな味。