『じっくり』と生きるために
いかがお過ごしですか、musicraft allyです。
最近何冊かの本を読み終えるたび、なんか違うなぁと感じていました。
どの本もそれぞれに興味深く、最後まで読めたのですが。
本屋に行っては何冊も立ち読みし、読みたい本を探してみるのですが、心から「読みたい!」と思う本が見つからないのです。
今日もダメか…と思いながら、ふと手にしたのはポール・オースター『冬の日誌』でした。
1ページ目を読みながら、あ…これだ、とわかりました。
いま自分が心から読みたいのは、こんな本なんだと。
それは、『じっくり』と文章を読まなければ、わからない、逆に言えば『じっくりと読みたい本』なのでした。
すぐに人生の役に立ったり、お金が儲かったり、効率的に仕事ができたりするわけではない。
心にじんわりと沁み入り、滋養になるような本。
今や情報はあまりにも速く、膨大で、なにをキャッチして、なにをスルーすればいいのかもわからないほどです。
知っても知っても、知るほどに不安になるような現代。
そんな時だからこそ、『じっくり』と読みたくなる文章で書かれた本が読みたい。
本に限らないかもしれない、『じっくり』と読み、考え、取り組み、眺め、生活すること。
僕は『じっくり』を取り戻したいのかもしれない。
『じっくり』と生きることは、なにより贅沢なことだ。
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