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2024.3.20マイナス金利解除の影響について

 コツコツ長期投資家のナイトです。
先日、日銀がマイナス金利解除を決定しました。住宅ローンの影響など気になっている方も多いと思います。そこで、今後の影響について一般論を解説します。
 マイナス金利解除の影響は、経済や金融市場の様々な要因に依存します。マイナス金利政策が解除されると、一般的には以下のような影響が期待されますが、これは国や地域、外的要因によって異なる場合があります。
おおよそこのような影響が予測されるぐらいの参考程度でお付き合いください。

  1. 金利上昇: マイナス金利政策の解除により、金利が上昇する可能性があります。これは、金利が再びゼロまたはそれ以上に戻ることで、金融機関が預金金利を引き上げ、貸出金利も上昇することを意味します。      具体的には貯金の預金金利が多少上がる見込みです。私たちの生活にはほとんど影響しない影響度です。                   一方住宅ローンがあがる可能性が浮上してきました。住まいに関わる、国民に大きく影響する分野なので、国も慎重な対応を考えていると予想されます。住宅ローンの債務者の方々が一番注視している部分だと予想されます。影響度大の部分です。

  2. 投資の変化: マイナス金利解除により、投資家の選択肢や市場の状況が変化する可能性があります。金利が上昇すると、債券市場や株式市場など、様々な資産クラスのリターンやリスクの見通しが変わります。日本と海外では、金利上昇のスピード、タイミングが全く違うので、影響度については、世界の動きをウォッチする必要があるかと思います。また国内においては、実質金利上昇により、積極的な投資が控えられる傾向があるため、価格低下の圧力がかかりますが、どのくらい影響するかは今後の市場の動きをウォッチする必要があります。

  3. 為替相場への影響: 一般的にマイナス金利政策は、通貨を下落させる可能性があります。解除されると、その通貨が強まる可能性があります。こちらも世界情勢の影響うけますので、全く予想できないところです。

  4. 物価変動: 金利が上昇すると、物価の変動が生じる可能性があります。一般的に、金利が上がると、消費や投資が抑制されるため、物価の上昇圧力が和らぐことがあります。

  5. 経済成長の影響: 金利の上昇は、経済成長にも影響を与える可能性があります。金利が上昇すると、企業の投資や消費者の支出が抑制され、経済成長が鈍化する可能性があります。

  6. 借入コストの変化: 金利の上昇により、個人や企業の借入コストが増加する可能性があります。これは、住宅ローンや企業の運転資金に影響を与えます。

ただし、これらの影響はすべて一概には言えず、国や地域の経済状況、金融政策、およびその他の要因によって異なります。マイナス金利政策の解除が行われる場合、政府や中央銀行は慎重にその影響を評価し、適切な対策を講じることが重要となってきます。

 海外のインフレ事情については、米国では2021年から2022年にかけてインフレ率が上昇しました。これは、新型コロナウイルスパンデミックの影響や財政政策の拡張による需要の増加、サプライチェーンの混乱などが要因とされます。連邦準備制度(米国中央銀行)は、インフレ率の上昇に対処するために政策金利を引き上げるなどの対策を行い、過度なインフレを抑制している現状があります。

 日本も時間差でインフレが進行してきたこと、今年の春闘で力強い賃上げの動きが見られてきたことを受け、今回のマイナス金利解除の決定がされた流れがあります。

 世の中の動きが非常に早くなってきているので、市場の動きを俯瞰的に捉えながら、私たちの生活への影響、投資環境の変化を見極め、リスク管理しながら、一緒に学んでいきましょう。
 投資家のナイトでした。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
私をフォローすることで、こつこつではありますが、着実に資産を伸ばしていくヒントが眠っていると思います。実際、私は、投資と副業、資産管理を行いながら、予想以上の資産増加を体感しております。生き方が明るい方向へ変わってきていることを実感しております。
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