息子、保育園ストレスすぎて悪夢。
息子は保育園を嫌がるものの、特に大きな問題はなく通えていた。
が、コロナ対策がきっかけで状況が大きく変わった。
こちらの記事の続きだけど、今回の記事だけでも読めると思う。
息子のマイペースにも柔軟に対応してくれていた保育園。
ところが、コロナの感染対策によって、
子供には明らかにストレスを強いられた。
私は病気に対する価値観や死生観がはっきりしているので、社会全体としてのコロナ対策には疑問しかなかった。
だから一億総マスク社会の中で、
私は途中からそれに付き合うことをやめた。
息子にもマスクは基本的にさせなかった。
本人が苦しがって嫌がるし。
仮に付けたとしてもくわえたり、唾液でベットベトになるだけだし。
でも、保育園から対策としてマスクを言われ、一瞬は従ってた。
だって、「マスクしない子は預かれない」と言われたら困ると思っていたから。
息子は保育園を強く強く嫌がるようになっていった。
毎晩、悪夢を見るようになり、
寝る前には「怖い夢見たくない、怖い夢見たくない」と私にすがって泣くようになった。
実際、夜中に「怖い夢みた」と言って息子に起こされることがよくあった。
行きたくない保育園に行くのだから当然、
息子が自発的に準備をするはずがない。
なので、
私も労力がかかり疲労し消耗していった。
保育園サイドと話し合って、
息子はマスクなしで保育園に行けるようにはなったが…。
(保育園との話し合いは一悶着、二悶着あった。このエピソードはめちゃくちゃ面白いが、話がそれてしまう…)
マスクしなくてよくなったからといって息子の悪夢は消えなかった。
行きたくない気持ちも増大していった。
ある日息子が、
「給食のとき『ツバご飯になるから』と言われてしゃべると先生に怒られる」と私に言った。
これは、担任の先生が強く怒って言ったわけじゃないだろう、と思った。
その先生の普段の雰囲気を見てたらそういう感じじゃない。
先生を信頼もしていたし。
ただ、息子の主観で「怒られた」と感じたのなら、息子にはそれが真実になる。
今まではみんなで楽しくお話して食べていたのに。
話すと怒られるようになったことで、さらに保育園が嫌になったと思う。
そして、私は「ツバご飯」っていう表現がとても悲しかったし腹が立った。
だって私たちは生まれてこの方「ツバご飯」を全く気にしないで食べてきていたのに。
先生も仕事で仕方なくやっているんだろう。
だけど、「ツバご飯」って表現ははないよ!って思った。
保育園に意見も伝えた。
息子のストレスはマスクだけじゃなかったのだ。
給食もそうだし、
保育園全体が終始感染対策によって緊張に包まれていたんだろう。
それでも、
保育園になんとか通えるように私は息子と「取引」を始めた。
つづく。