【偉人】カーネル・サンダースに学ぶ 奇跡を起こす方法
『心が折れそうなときキミに力をくれる奇跡の言葉』
本書は、作家のひすいこたろうさんが書いた少し変わった偉人伝です。
今回はこの本の中から、ケンタッキー創業者カーネル・サンダースの半生についてまとめていきます。ぜひ最後までご覧ください。
▼白いおじさんはどんな人?
神経質な人とは、細かいところによく気づく人です。おっちょこちょいの人とは、愛嬌がある人です。周りが見えずに空気を読めない人とは、夢中になれる人です。
さて、ここで問題です。
すぐカーッと頭にくる人はどういう人でしょうか。
答えは、雨の日も風の日もケンタッキーのお店の前に立つ男。あのカーネル・サンダースです。カーネル・サンダースと言えば、物静かでダンディーな癒し系のおじさま、そんなイメージがあると思います。
しかし、実際は違いました。彼の自伝には、普通の本の中では使われない言葉が次々に出てきます。ほっときやがれ、クソくらえ、馬鹿野郎......
まだまだありますが、これ以上は割愛させていただきます。笑
つまり、サンダースおじさんは上品でダンディーな人ではなく、下品でワイルドなオヤジだったのです。
そんなサンダースがケンタッキーフライドチキンの仕事を始めたのは、65歳の時です。しかも無一文でした。
それでは、カーネル・サンダースがどんな人生を歩んできたのか、見ていきたいと思います。
▼断られ王 カーネル・サンダース
サンダースの人生の最大の危機は65歳の時でした。
国道沿いでカフェレストランをやっていたサンダースは、お店の近くにできた高速道路で車の流れが激減し、お店を手放すことになります。サンダースはお店をオークションにかけて、手に入ったお金で借りたローンを返済すると無一文になりました。
そこで思いついたのが、カフェレストランの人気メニュー、フライドチキンの作り方を他のレストランに売ることでした。サンダースの作るチキンは非常に評判だったからです。
ボロボロの中古車でアメリカ中を駆け回りました。お客さんが気に入ってくれたら、作り方を伝授しました。そして、秘伝のスパイスを提供する代わりに、フライドチキンが1ピース売れるにつき、数セントのロイヤリティをもらうという契約を結びました。
サンダースはなんと、65歳からレストランを一軒一軒回り、チキンのレシピを売り歩いたのです。しかし、現実は甘くありません。突然やってきた見知らぬ老人のレシピの売り込みに、耳を傾ける人など誰もいませんでした。
断られた回数は1009回......
彼は自分自身を「放り出された数は全米一」と自慢するほど断られました。
しかし、ここであきらめなかったのがサンダースの凄いところです。彼はカーッと頭に上る、その逆流する血を「このおいしいチキンを広めたい」という情熱に転換して踏ん張りました。
その結果、73歳になる頃には、ケンタッキーのチェーン店は600店舗を超え、アメリカ最大のフランチャイズレストランに成長するのです。
▼ケンタッキーおじさんの成功要因
現在は世界80カ国に広まり、1万店舗以上に広がっています。
サンダースは晩年のインタビューで「自分に特別な才能があったとは思えない」と語っています。彼は30歳になっても天職が見出せず、様々な職を転々としていました。
では、サンダースの成功要因は何だったのか。サンダース自身は次のように語りました。
そう、一生懸命やること。これ以外に人生に秘訣などありません。そして彼は次のようにも言っています。
サンダースを教えてくれました。
伝説を作るのは幸運でも才能でも若さでもありません。情熱こそが伝説を作るのです。情熱とは、何も大きなことを成し遂げることだけではありません。今できる小さなことを全てやることです。
人生の選択は、それをやる価値があるのか、ないのか、これで決めるべきです。本当にそれをやる価値があるのなら、たとえあなたが何歳であろうと突き進むべきです。
▼さいごに
いかがでしたか?
フランチャイズで大成功を収めたカーネル・サンダースでさえ、こんなに苦労しているんです。どんな不幸に見舞われても絶対にくじけないこの【不屈の精神】から、私たちは何が学べるでしょうか?
思いがけない不幸な出来事を乗り越えていく過程で、凡人は偉人になっていきます。
○困難に陥ったとき
○大きな壁にぶち当たったとき
○もう頑張れない...と心が折れそうになったとき
「こんなとき偉人たちならどう考えるだろう」
このように自問してみてください。
きっとパワフルな偉人たちが、奇跡の言葉であなたを元気づけてくれるでしょう。最後にカーネル・サンダースの奇跡の言葉を紹介します。
なにを始めるにも今が一番早いタイミングです。興味をもったものはどんどん始めてみましょう!
みなさんが好きな偉人はだれでしょうか?
ぜひコメント欄で教えてください。ではまた次回!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今後も頑張っていきますので、スキ・コメント・フォローいただけますと幸いです。
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