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高学歴コンプレックス

有名私立大学、有名国立大学と進んできた。

中学・高校では海外研修、大学での交換留学の経験もした。

国際交流や国際協力のインターンもした。

海外旅行もした。

常に身近にあったものは、語学と多様な国際的なコミュニティだった。


しかし、地元に戻り働けば、学歴を聞くだけですごい反応をされ、「なぜ”こんなところ”にいるのか」「物足りないのでは」「もったいない」といわれる一方で、「優秀であるからどこかに行く前に捕まえておかないと」などといわれる。



大学院を経験すれば、新卒の年齢は平均よりも高い。「どこかで働いてたんですか」という問いにも、「大学院に行っていました」と答えるが、反応を見るのが嫌で言いづらい。


地元に戻ったのは、様々な理由があるが、地元に貢献ができるだけでなく、自分の語学や国際的な経験が活かせる場所が少なからずあったからだ。


もちろん、素晴らしい大学で興味のあることを学べてすごく充実していたし、母校を誇りにも思っている。また、自分の語学や国際経験も自分の自信やアイデンティティであると思っている。


しかし、正直、心機一転頑張ろうとしていた気持ちに「なぜ”こんなところ”にいるのか」「物足りないのでは」「もったいない」と言われ続けるのは気持ちがいいものではなかった。


高学歴であるから、大手企業、官僚の仕事につかなくてはいけないわけでもないし、そういう仕事がすべて「成功」というわけでもない。大学に行かなくても起業をする人もいて「成功」していると言われる人もいる。学歴がすべてでもないし、お金がすべてでもないと思う。


自分がもっとできることはもっとあるだろうし、国際的なことはしたいと常々思っているし、国際的なコミュニティも恋しいし、自由な生き方をしてみたいとも思ってる。


やはり、自分の居場所はもっと別のところにあるのではないかとという思いを何か月も抱えながら、それはどこなのだろうか、という答えが未だ出せない。




*職場への不満や批判ではありません。




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