せいかつ
aikoの「初恋」が耳から胸の奥までゆっくりと通る。
胸をつく想いは絶えず絶えず絶えず
私の、最近のオキニアーティストはもっぱらaikoさんだ。
きっかけは歌の上手な親友とカラオケに行った時、その子の歌うaikoがあまりにも良かったこと。実際聴いてみるとすごく良くて、受験が終わったらライブ行こうねなんて約束をして、プレイリストを作った。
aikoさんの書く詞は、私がいままで聴いた限りではほとんどが恋愛のことのように思えるが、それはそれで心地良い。擬似的に、錯覚的に、恋愛をしている気になれる。
待ってよ、そもそも恋愛自体、錯覚みたいなものでしょう?
好きという気持ちはそこに強く、そして固く存在するものではあるが、恋愛感情などというものは所詮錯覚に過ぎないのだろう。と思う。
どうして好きだったのか、どこが好きだったのか、ふとした時にわからなくなったりするように、だ。
あの時注いでいた全ての熱量が途端にバカバカしく思えて、錯覚から醒める瞬間、嘘みたいに心の中がパッと晴れるような、寂しいような、空白を埋めたくなるような衝動に駆られて————。
それにしても今日は暑かったな。
ノースリーブのブラウスとヴィンテージサテン風のパンツを履いた、簡単なコーディネートで出掛けた。メイクはLIPSに載せる用にフルで仕上げたけど、別にサラッとで良かったのになあと思いながら歩く。日傘をすり抜けた太陽がまつげを鋭く突き刺して、空気は生ぬるくて重いし、雲は厚くてお手本みたいな青空で、37℃の息苦しさを全身で感じている。
季節は気がつけば夏だった。
年末の笑ってはいけないで大笑いした記憶がまだ、鮮明にある、と言いたかったが本当はかなり薄れてしまっている。ガキ使は年末にだけやってる番組じゃないし、私は月亭方正さんを山ちゃんと認識し続けたい。
それは過去のものだと、仕方がないけれど、扱いたくないだけの話。
時間は過ぎていくものだ。いつだって、今が1番若い。
スクリーンタイムなんかに10時間も使っている場合ではないのに、画面の中の君は私の目線も気持ちも奪ったままで、私が止めない限り24時間営業、夢中になって小さな画面を覗き込んでしまう。
そんな生活がだんだん苦しくなってきたころ、勝手に周りは動き出した。今の私は、忙しい。
やらなきゃならないこととやりたいことが詰まって、新しい荷物を開けては消化できずに部屋の隅に段ボールのまま置き、パソコンと睨めっこしてスマホは片手に、Bluetoothイヤフォンを耳に押し込んで、1日の終わりにはたった五行の日記を書く。そんな日々。
生活からいろんなものを切り離して、一度だけ、捨てた。
また拾えばいいよ、と言ってみた。でもきっと、そう簡単に元通りにはならない。音楽だけは何があっても取れないけど、むしろ増えていくけれど、せいかつから、言葉を取ってしまってはダメだ。私らしく、表現ができる場所、noteを手放すわけにはいかない。
空白を埋めたくなる衝動は、見事にaikoさんの音楽をフィットさせた。
あなたにもう逢えないと思うと
体を脱いでしまいたいほど苦しくて悲しい
きっと私は、このまま一度だけ捨てたものを、ふたたび拾いに行こうとはしないのだろう。心の中には必要な分だけしまったままで、余計なものは削ぎ落として、苦しくなるくらいなら脱ぎ捨てて、悲しくなんてなりたくないから。
君にいいことがあるように。
おわり
あとがき
こんにちは!最近投稿頻度が落ちてるアヤです!
正直忙しいです!でも!書きたいって気持ちがあります!
今回の文章はわかりやすさも読みやすさもありません!ですが!私らしさ!出ていたのではないでしょうか!どうですかね!わからんってか!あはは!
最近本当にaikoさんにハマってます!今イヤフォンに流れてるのは磁石って曲ですかね!素敵!
さん付けしているところとしていないところがありますが!わざとです!把握よろしくお願いします!
それにしても暑過ぎ!熱中症にはみんな気をつけてな!私も気をつけます!あはは!ほな!また!
◇
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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