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「知ってたらよかった…」引退してから気づいたトレーニングの盲点

 私は競泳で最高到達点全国6位の既に競技を引退した者です。
 《現在》171.5cm 67kg
     C105cm/W72cm/H86cm

 簡潔に現状を紹介すると競技者を引退して5年、太り始めた危機意識から2年間の空白期間を終え、3月からウエイトトレーニングを始めました。
 皆大好きベンチプレスだけ見ると、復帰直後1RM 75kg→90kgまで約8ヶ月で戻りました。
 パーソナルベストは95kgなのですが、昨日は調子が良く90kgが楽々挙がったので100kgにも挑戦しました。(90kgの為にアップを重ねて挙上後だったからか無様に散りました。)

 さて、本題ですが競技者ではない社会人になるとよく昔みたいに週10回程度もトレーニングは出来ないですから、1回にしっかりとパフォーマンスを合わせ効率よくトレーニングしなければなりません。

 その中で私が社会人になってから新しく取り入れていいと感じているものをいくつか紹介します。

コールドシャワー
 普段健康にもいいのでお風呂の最後には浴びていますが、トレーニング後には必ず行っています。
 学生時代は故障したとき以外アイシングを行なわなかったのですが、翌日の疲労が顕著に違います
トレーニング後からの時間が短ければ短いほど効果が大きいとのことです。

食生活
 歴史を見ても色々と理論は変わっていますし、各人身体にいい反応を与える食べ物は違うかと思いますが、私が変えて調子がいいと感じた2点は、
  1.落花生(ピーナツ)の摂取
    約2ヶ月程前から毎日食べるようにしているのですが、その頃からセットを組める重量が明らかに変わりました。
    (肩、腕では大学時代を更新)

  2.Lacto ovo vegetarian(もどき)の生活
    未だに肉を食べることはありますが、乳製品及び菜食に変更してから1に加え更に調子が良くなっています。

 食生活については、上記の通り一概に全員に合っているということはないと思いますが、たくさんのタンパク質(豆類など)の種類を摂取することや、野菜の種類を豊富に摂取することは非常に重要だと思います。
 
 後は大学時代嫌いであまりやらなかったコアトレーニングの実施です。
 大学時代の泳ぎを見返すと、理論的に見れるようになった今、体幹がブレることによる不要な動作が多く速く泳ぐことができなかった理由が明らかに分かります。
 
 最後に、私が社会人になってから一番大切だと思ったことをお伝えします。
 それは、「痛みを感じたときに即座にトレーニングを中止する勇気」です。
 何月の大会で結果を残したい、来年はレギュラーになりたいなど、選手をしていれば当然目標とする試合がありそれに向けてトレーニングするものです。
 それは決して、日々トレーニングをして身体が大きくなりたい。という今の私とは真逆の状態だと思います。

 ただ、一つ言えることは、今の私の肩は学生時代よりも間違いなく大きいと言うこと。
 学生時代は肩トレーニングで痛みが出やすく、痛みが出たら重量を落としてトレーニングしていました。
 なぜならそこにはメニューがあり、やらないことが「サボり」のように感じてしまっていたから。

 だが、私は声を大にして言いたい。
 トレーニングを中止することは「サボり」でも「後退」でもない。
 本当の「後退」とは、【無理にトレーニングを続け、「慢性的に低負荷トレーニングを続けること」】である。


 何かご意見、ご質問があれば遠慮なくコメントしてください。

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