北島亭 2023.10
はじめに
四谷にある老舗フレンチレストラン、「北島亭」に参りました。
勝手に評価！
総合評価：3.6 グレーゾーン…
味・料理：3.6
サービス：3.7
雰囲気：3.7
コスパ：3.6
実際に食べたもの
ディナーコースは通常2種のご提供
3品コース(15,400円)：冷前菜もしくは温前菜、魚料理、肉料理、デザート、小菓子
4品コース(16,500円)：冷前菜、温前菜、魚料理、肉料理、デザート、小菓子
なお、温前菜と魚料理は各テーブル共通のメニューでお願いしているとのことでした。
乾杯ドリンク
軽いのでグビグビイケます。(笑)
アミューズ
第一印象はズバリ、デカい。
サイズ感としては、少し小さめのシュークリーム。
お味は少し塩気と香ばしさのあるシュー生地。
正直、特段美味しいとは思いませんでした。
ヒラメの質が良い。
むっちり、程良い脂乗りを感じます。
冷前菜
これまたお肉の質が良い。
とろける、そしてしつこくない脂。
エシャロットのシャキシャキとしたアクセントも良し。
ただ、味付けがお肉の良さを殺している気がしなくもなかった。
量がたっぷり。
下手したら2人前あるんじゃないかってほど。
(＋1,100円)
同行者オーダー。
一口頂きましたが、これは美味しい。
たっぷりの雲丹に味が持っていかれそうなところですが…
コンソメの旨味、カリフラワーの甘みの調和が最高でした。
パン
この日は焼き過ぎとのことで、ガリッガリッでした(笑)
なお、こちらはおかわり可能でした。
温前菜
これまた、ドーンと大盛りで思わず嬉しい悲鳴が。
とろ～んと濃厚なフォアグラの甘みと、下に敷かれたトウモロコシのガレットが合うこと、合うこと。
後味にシェリーヴィネガーの酸味が効いたソースが味に濃淡を生み出しているようでした。
ただ、連れのフォアグラは半生だったらしく…複雑な思いです。
魚料理
ふわふわなヒラメは言わずもがな美味しい。
ヴィネガーソース続きか…と思いきや、こちらのソースは中盤にはもってこいの清涼感。
肉料理
これまでのサイズ感にも驚きましたが、それが可愛く思えてしまうほどのサイズ感。(褒めています)
ラム特有の食欲のそそられる香り、そして咀嚼する度に心地良い弾力と溢れんばかりの旨味と肉汁。
こんなに美味しいラムをこんなに沢山頂けるのが幸せでしかないです。
別皿で仔羊の煮込みが供されます。(こちらは取り分けスタイル)
いい意味でジビエ臭い料理。
詳しくはお聞きしませんでしたが、こちらは色々な部位が使われているのかな？
牛筋のような、コリコリとした所やとろとろとした所があって美味しかった…
デザート
こちらから1種類選択可能です。
たっぷりの生クリームに、洋酒がガンガンに効いたマロンペースト。
重いはずなのに、滑らかすぎるからか、美味しすぎるからか、まるで飲み物のようにスルスルと無くなりました。
これは、中毒性がありすぎる…
キャラメルのほろ苦さの効いた、むっちり固めのプリン。
普通に美味しい喫茶プリン。
小菓子
焼き栗、チーズ風味のクッキー、ココア風味のサブレなどなど…
これは正直美味しくなかったです。
雲丹のコンソメゼリーや仔羊など光っていたものもありましたが、謎過ぎるガルニや火入れの甘さなど気になる点も。
「古き良きフレンチ料理店」という印象で、食べログ4超えや食べログAwardBronzeを獲得される理由が感じられませんでした。
(あくまでも個人の意見です)
サービス
お兄さん一人で4テーブル捌いていたのに驚き！！
(しかも、本来は料理人でいらっしゃるとのこと)
こちらの質問にもお優しくお答えいただくなどお心遣いもいただきました。
ただ、至れり尽くせりは期待しないほうがいいかも…
お値段
4品のディナーコース(15,400円)とビール1杯で約20,000円/1名でした。
詳しくはお聞きしませんでしたが、別途10%のサービス料が発生しているかも？
まとめ
期待が高かっただけに、少し残念な気持ちでした。
ただ、一皿のポーションが大きい+居心地が良いフレンチは、貴重だと思います。
進んではお勧めしませんが、どうしても気になる方は一度お出でになってもいいかも。
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