Pâtissière MAYO 2024.09
はじめに
東京六本木にある「Pâtissière MAYO」に参りました。毎月開催されるスフレデーの利用です。
利用前に同ビルの2階にある「Pâtissière MAYO flat」へも伺ったので、そちらも合わせて紹介いたします。
勝手に評価!
総合評価:3.8 良い。
料理・味:3.9
サービス:3.8
雰囲気:3.8
コスパ:3.9
Pâtissière MAYO flat
ジェラートと焼き菓子をメインに販売しています。
3階にはイートインスペースとしてテラス席が用意されていたので、購入商品はそちらで頂きました。
果肉感とラム感が堪らないラムレーズン。ジェラートにも柔らかくこの芳醇な香りと甘みが効いています。正直、中毒症状を起こしそう。(笑)
ジャージーは思ったよりライトで、スッキリとした味わいでした。
クリームには栗のペーストが使用されています。
ということで、口当たりとか固形っぽさが残るのかなと思いきや、驚くほどに滑らかでエアリー。
栗の甘みや風味は柔らかく、癖とかしつこさがまるで無い。
シュー生地はサクホロと崩れる食感と、跡残りが全く無くて軽やか。(恐らく注文後に絞ってくださっている)
これはいくらでも頂けちゃいますね。
ほっくりしっとりな煮栗とアーモンドの香りが心地良いフィナンシェ。
フィナンシェ生地にも栗のペーストが使用されているようで、しっとりと仕上がっていました。
Pâtissière MAYO
スフレデーでは、月替わりのスフレとアイスクリーム、ドリンクの付いたセットのみのご提供。今月はチーズスフレ、蜂蜜アイスクリームと水出しほうじ茶でした。(3,850円)
予約時間の数分前にドアオープン、ご案内いただきました。
この日は16:00〜の席でしたが、テンポが良く16:40過ぎには会計を済ませることができました。
機敏なお仕事捌き。
目の前でささっと生地を作られ、オーブンでスフレが膨らむのを眺めていたら、あっという間に完成です。
生地にはパルミジャーノ・レッジャーノ、下にはとろけるチーズが使用されています。
しゅんわりと滑らかな口当たり。
粉っぽさを露程にも感じなくて、「小麦粉使っていますか?」というレベルです。
チーズ由来の丸みがあって心地良い塩気と甘みの調和が非常に取れています。チーズ感もしっかり感じますが、チーズに寄り過ぎない、絶妙な塩梅です。
蜂蜜アイスクリームはお好みでそのまま頂いたり、合わせて頂いたり。
チーズスフレに蜂蜜アイスクリームが加わることで、より丸みと一体感が増します。
ちなみに、蜂蜜アイスクリームはおかわり自由。(替え玉方式で、テーブルの前方に置くとスタッフさんが追加してくださります)
お言葉に甘えて、4回ほどおかわりしてしまいました(笑)
サービス
実を申し上げると、サービスにはあまり期待していなかったです。
というのも、今回は回転営業であるため、慌ただしく簡素な接客になるのかなと。また、常連さんの多いお店のため、常連さんファーストとなるのかなと不安を抱えていたためです。
しかし今回の訪問で、MAYOさんののカリスマ性とフレンドリーなお人柄を感じることができました。
ゲスト全員が笑って楽しめるようなお話を振ってくださったり、私の質問に対しても気さくにお答えいただいたり。勿論、テンポも非常によく、急かされている感が全くございませんでした。
そして、他のスタッフさん(2階「Pâtissière MAYO flat」含め)も非常に親切。
堅苦しさや気まずさもなく、リラックスしてスイーツを楽しむことができました。
お値段
それぞれの店舗でかかった費用を下記にまとめます。
Pâtissière MAYO flat:ジェラート(プレミアム)、栗のシュークリーム、栗のフィナンシェで計1,720円
Pâtissière MAYO:スフレセット(スフレ、アイスクリーム、飲み物)で計3,850円
まとめ
席の時間は1時間弱でしたが、体感としては10分ぐらい。それだけ呑まれるようなひととき。
MAYOさんの機敏なお仕事捌きや気さくなお人柄に、ファンが多いのも大納得でした。
Pâtissière MAYOの予約は困難ですが、定期的で百貨店へ催事出店していらっしゃるため、その機会に是非頂きたいと思います。(ちなみに、2024年10月上旬は大阪へ、下旬は銀座三越へ出店予定とのこと)
また、MAYO flatのデザートもレベルが高く、またふらっと伺いたい!!(flatならぬ?)
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