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#精神科行ってみた☆
今回は私が鬱になり、人生で初めて行った精神科についてお話します。精神科に通った日々の記録です。これから行く人、周囲の方が行っている人、興味本位の人などなど参考になればと思います!
病院を探す
まずはここから。私は病院嫌いだし、今まで精神科とは無縁だったので何も知識がなかった。あ、ちなみに精神科と心療内科の違いは下記だそうです。似てますよね。。。
精神科 心の不調が目立つ場合。うつ病、パニック障害、PTSDなど。
心療内科 ストレスにより身体に症状が現れた場合。高血圧、偏頭痛、摂食障害など。
まず、近所の精神科を予約しようと思いましたが、1ヶ月待ち。不謹慎ですが精神科って繁盛してるんだなぁ、、皆頑張りすぎと率直に思いました。仕方なく定期圏内にある即日予約、診断書も即日発行してくれるところにしました。家から少し遠いんですけどね。私は鬱になってから電話が苦手になったので、ウェブ予約できるのも有り難かったです。そしてすごく申し訳ないのですが、落ち込みが激しいと外出出来ずドタキャンしてしまいます。それが簡単にウェブ上で出来るのも有り難かった。
初診
まずは紙を1枚渡され、林檎の木の絵を描けと言われました。10秒くらいで完成させました。面倒くさかったけど、なんか精神科っぽい。
その後、林檎の木の絵からわかる内面を簡単に説明頂いた気がします。刺々しいとか、そんな感じ。そして色々聞かれ、今までの経緯や現在の症状を説明しました。少し愚痴のようになってしまいましたが、働いていた当時だったので細く話せました。すぐに適応障害と診断頂きました。ちなみに適応障害と鬱病の違いは何点かあるようですが、私は発症日〜受診日が6カ月以内という点もあり、適応障害と診断されました。診断書の発行は5千円ほどかかりましたが、休職には必要なので背に腹は代えられないですね。睡眠薬も処方されました。
初診の際、症状として吐き気がある点や見た目の不健康さから採血を勧められました。外出がまだ苦手な時期で漠然とした不安感から帰りたかったので、帰りたいですと伝えて帰った。
2〜5回目
その後、毎月受診することとなる。睡眠薬も欲しいのだが、傷病手当金が欲しくて行った。傷病手当金を受給するには月ごとの受診と書類申請が必要なのである。病院に必要箇所を記入してもらい、翌月受診時に受け取っていた。なので入金は翌月末くらいに頂いていた。支給金額は人により異なると思うが、私は毎月20万円くらい。1年半頂けるみたい。勤務時は労務担当者が健康保険組合に送付してくれていた。退職後は自分で行う必要がある。
私は普段病院嫌いで病院に行かないので、精神科は傷病手当書類の記入を依頼する場所としか認識していなかった。問診中に伝えるべきかと思い、先生に傷病手当申請記入依頼の件を伝えると、今?とキレ気味に返された。とても怖かったが、私が気にしすぎみたい。その先生は院長先生のようで、次回以降は会いたくないですとウェブ予約の際コメントで依頼した。普段の会話は睡眠薬の必要有無の確認のみ。それ以外は聞かれないので特に答えない。治るのかな・・・と不安だった。その後、1年半通っても睡眠障害は特に治らなかった。
6回目
毎度定例の唯一の会話。「睡眠薬はいりますか?」と聞かれる。「(まだあるので)要らないです。」と答える。睡眠薬には、あまりいいイメージがない。昔の文豪とかが睡眠薬の多量服用で自殺したイメージだ。もちろん飲みすぎなければいいのだが、私は去年、適応障害になる直前、アル中のようになっていた。お酒を睡眠薬代わりにし、見事にアル中になっていた。それもあり、癖になってはいけないという気持ちが心のなかにあった。働いておらず、寝れなくても特に困ることはないので、あまり飲まないようにしていた。ここら辺を本来であれば先生に伝えるべきなのかも。
7回目
ついに、意を決してどうやったら治るのか聞く。適応障害になって、もうすぐ1年。「確かに、治るの遅いですね・・・。睡眠薬やめてるんですね・・・。」と言われる。前回睡眠薬を貰わなかったのは自宅に在庫があったからなのだが。言葉で伝えられない。
8回目
「やっぱり睡眠薬が追加で欲しいです。飲むと3時間は寝れるので。」と伝える。そう。飲むと3時間も寝れるのだ。医者はそれを聞き、「3時間しか寝れないんですか?」と驚く。「働いていないんでしたっけ?」と聞かれ、働いていない旨伝える。
治るの遅いよね・・・働かなきゃだよね・・・色々と考えてしまう。精神科から自宅へ帰り、母からの仕送りの宅配をすっかり忘れていたことに気付く。日時指定していたのだ。無職で社会の役に立っていないどころか、迷惑さえかけている。宅配業者に申し訳ない。その時は死にたいというか消えたかった。小さなことでも、落ち込んでしまう。
9回目〜現在
慣れてきて医者とは少しずつ現状を話せるようになってきた。睡眠薬は未だに貰っているし、飲まないと眠れない。それまで寝ることが大好きだったので、これには驚いている。『スタンフォード式 最高の睡眠』などを読んで工夫しても、睡眠薬がないと寝れない。
情緒不安定で浮き沈みも激しいので、他の薬も提案された。でも、私は完璧主義に近く責任感ある自分が精神科で薬をたくさん貰うことが耐えられないんだと思う。飲みたくない。
精神科に通い、思ったことなど。
合う病院や先生を探すのもいいかも。私は気力もないし、面倒臭さもあって出来なかった。今の病院は予約のしやすさなど利便性がすごくいいので、それ+合う先生のいるところを探すのは至難の業。ちなみに今の病院は先生がたくさんおり、毎回違う方。お金に余裕があればカウンセリングもいいと思う。
自己肯定感のなさは過去のいじめや家庭環境も影響していると思う。
私が鬱になったのは、3社目の会社でZ世代の子にパワハラで訴えられたから。逆に2社目ではパワハラを受けていた。私の元上司は先輩のミスを私のミスと勘違いし、怒鳴りつけられたことなど多数。この過去も現在に影響していると思う。
精神科よりも周囲の人や本に助けられた。遠距離の彼氏には、一度別れようと伝えた。性格の良い彼氏に、こんなダメな私は見合わない。だけど、その後の彼からの一言で思い直した。でもあの時別れていれば、死ねたのかもしれないと思ったこともある。別れてだいぶ経てば、彼の記憶から私は消えているはずだから。今はこんなこと思わないけど、こういう気持ちの時もありました。
長文をお読み頂きありがとうございました。他、適応障害・鬱の記事に関してはマガジンにまとめていますので、興味あればご確認ください。