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読書記録「夏と花火と私の死体」

今日の1冊は「乙一」さんの作品です。

九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく―。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?死体をどこへ隠せばいいのか?恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる。第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作。Amazonより

〜読後の感想〜

物語を語るのはなんと死体!?という一風変わった設定の作品です。

ある夏、主人公(死体)の少女は同い歳の友人に殺されてしまいます。

友人は友人の兄と共に親や近所の人達から見つからずに死体を隠す事ができるのか!?

この作品は殺人を犯した犯人は最初から分かっているため、「いかに周りの大人達に気づかれないように死体を隠すことができるのか」ということに焦点をあてた少し変わった物語となっています。

ラストには驚きのどんでん返しもあり、ゾワッとした読了感を味わうことができます。

総ページ200ページちょいの短さなのでさらっと読みたいという人にもオススメのホラー小説です。





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